高速道路会社別地図くらべ

趣旨


東日本・中日本・西日本高速道路が発行する地図

サービスエリアや一部のパーキングエリアにある「インフォメーションコーナー」で入手できる高速道路の全体図を見渡せる「高速道路エリアガイド」をご存知でしょうか?この地図は前述の施設で原則無償で頂く事が出来ます。

地図は民営化が行われる前の財団法人時代から存在しており、当時の休憩施設を管理していた道路施設協会(後の道路サービス機構/ハイウェイ交流センター)が一括して配布していました。財団法人時代は主要高速道路単位ごとで掲載されており、後述にもある独特のデザインが特徴的でした。民営化後は各高速道路会社が発行する形態に変化した上に、デザインや配布形態・掲載内容もまるっきり変わってしまいました。

高速道路会社ごとに内容が異なる今の高速道路地図。これを個人的にレビューしてみるコーナーです。

高速道路会社別地図の選択

西日本高速道路篇

無償雑誌「クアドラプレス奔放」とNEXCO西日本高速道路マップをレビュー。

中日本高速道路篇

中日本高速道路の地図。「高速家族」とワンセットで楽しもう。

東日本高速道路篇

「ハイウェイウォーカー」。高速道路の地図とドライブ情報が丸分かり

本州四国連絡高速道路篇

総合距離は短くとも中身は相当濃い、JB本四高速の地図

全国版高速道路地図

ひそかに発売されているNEXCO3社が管轄する高速道路の地図。かつての道路施設協会時代を思い出すかのような特徴的な地図が印象的です。

結論

全国版と本四架橋の一部を除いて、NEXCO3体の中で最も見やすかったのはどれなのか個人的に述べてみた。

財団法人時代の地図


左:道路サービス機構/中:ハイウェイ交流センター/右:道路施設協会

財団法人時代(道路施設協会・J-sapa/Hallo-SQUARE)は高速道路別に分けられた独特の高速道路用地図と言った感じで、特にJ-sapaの場合は高速道路別に色分けされている。J-sapa/Hallo-SQUARE時代は10部セット版が売られていたので簡単に全国の高速道路がゲットできるのはナイスガイな場面もあった(道路施設協会の時も申し出れば全国版を入手できたようである)。初期の孤独な道めぐりでは、高速道路のサービスエリアでJ-sapa若しくはHallo-SQUAREの地図を貰った時はスゴく嬉しかった。と同時に、前から2団体だったっけ?とも思っていた。

また、J-sapaの時は表紙が昔話になっていて「高速道路らしくない」と最初は思っていたが後に「なるほど」と理解できるようになった。Hallo-SQUAREも一時期は昔話が表紙になっていた時期もあったが、後に全体地図の形にデザインが変わったようである。

道めぐりシリーズがもう少し前から発足していればもう少し古いJ-sapa/Hallo-SQUAREの地図もゲットできていただろう。民営化後は「高速道路別」ではなく「高速道路会社別」と言う建前になったので、例えば北陸道や東北道の地図を参照する場合は一度、ネクスコ西日本管理の高速道路を抜けないといけなくなった。

紙面の特徴

高速道路地図

(財)時代のはほぼ共通のデザインで高速道路区間は赤色表記、対面通行の場所は「2車線区間」と案内、IC・JCT・SAPA及び地域名がゴシック体で市町村名は太い明朝体で表記されている、都市部には薄いピンクでその街が集中している場所を表している、国道は黄色、以前はインターチェンジが「I・C」/サービスエリアが「S・A」などと言った、現行の高速道路地図の基礎となった表記になっている。道路施設協会の時から変化が無い独特のチープさが高速道路らしさを醸し出していて、カナーリ馴染みやすいものだったと思う。

SAPA情報詳細

基本的には該当する高速道路を最初から最後まで線を引いて、その道中でSA・PAを紹介すると言った形である。道路施設協会及びJ-sapa/Hallo-SQUAREとでは表現が微妙に違う所があり、初期の頃はインターチェンジの部分に番号が振られていたり、SAPAのサービスを示すアイコンが異なっていたりと差異は少なからずある。また、(財)が解散する1年前くらいから、J-sapaの地図であればJ-sapaが管理しているSA・PAを影で強調する表現が加わり、財団法人でありながらも「一応、相手とはライバル関係」と言う立場を取っていた。