基本情報

中国自動車道は大阪府吹田市から兵庫県・岡山県・広島県・島根県を経て山口県下関市に至る高速自動車国道である。法定路線名は中国縦貫自動車道となっており、中国横断自動車道の一つである広島自動車道も重複路線の形態で中国縦貫道に認定されている。

この高速道路はやはり何と言っても急カーブ・急勾配のオンパレードという事であろう。並走する山陽自動車道と比べても過渡期に開発された影響からか、半径の小さいカーブや車両の通行に支障を与える程の急激な坂道が連続するのが特徴であり、高架橋ではなく極力元の地形の線形に沿った道路である事が拒めない。こうした影響で宝塚IC以降は80キロの走行規制(北房〜新見は60キロ)が施されており、いかに山陽道と比べても走行しにくいかと言うのが明確に現れている。

問題を克服し主要都市を通過する山陽自動車道の全線開通に伴い、序盤の神戸JCT・吉川JCT附近までと山口JCT手前の区間は普段は交通量が極端に少ない。但し、起点から神戸JCTに関しては名神・近畿道・阪神高速が接続する大阪近郊の重要な幹線道路である為に渋滞が多発する箇所でもある。この区間においては北側に建設が予定されている新名神高速道路の早期開通が望まされている。

また、山陽自動車道と異なり内陸部を通過する構造であるため、冬季になれば積雪・凍結によるスタッドレスタイヤまたはチェーン規制が頻繁に多発する道路でもある。何らかの事情があり冬季に中国自動車道を通過する場合は予め対策を行ってから通行するべきである。

国土開発幹線自動車道建設法に基づく法定路線名 中国縦貫自動車道
西日本高速道路(NEXCO西日本)が定める路線名 中国自動車道
計画上の起点位置と終点位置 大阪府吹田市〜山口県下関市
重要な経過地点 兵庫県西宮市・兵庫県神戸市・
岡山県津山市・広島県三次市・
広島県広島市・島根県鹿足郡吉賀町・
山口県山口市
供用中の区間 吹田JCT〜下関JCT
開通具合 全区間開通済み
おおよその総延長距離 540.1km

対決!中国自動車道 vs 山陽自動車道

それぞれの特記・気になるところをまとめてみた。これを元にそれぞれの道路の特徴を掴んで頂けると幸いである。

  特記すべき場所 気になるところ
中国道 ■序盤・終盤以外は交通量が少ないのでスムーズに移動できる。うん(^ω^ ) ■とにかくカーブ・激坂。飽きるほどのカーブ・激坂が思う存分楽しめる。車にとっては相当な負担が掛かるのでかなり不利。北房-新見や東城-庄原はR=250mと言った考えられない程の急カーブがある。
■北房〜新見は60キロ規制。都市高速かい(´・ω・`)
■特に宝塚トンネルの前後は氏ぬほど渋滞する。新名神の早期開通を望む。
■閉鎖に追い込まれたSAやPAが目立つ。レストランや給油所・インフォメーションを持っていた鹿野SAは今ではPA同等の施設に降格している。
■主要都市を通過しない(西宮・神戸は森の中、後はB'z・稲葉浩志の生れ故郷や朝霧の巫女・広島北・山口程度)。
山陽道 ■中国道特有のカーブ・勾配が殆ど無く、大抵はトンネルで通過しているので寧ろこっちの方が爆走しやすい。トンネル大好きな人には好都合。
■主要都市を通過するから常に安心。
■積雪・凍結の被害が少ない(少ないだけで実際にはチェーン規制になる可能性もあるから注意)
■広島岩国道路や一部区間は80キロ規制の場所もあるが、基本的には法定速度で走れる。
■やっぱり車が多いから安心するww
■トンネルが続く為によく事故が起こる。
■車線変更ができないトンネルが意外と多い
■仮に積雪・凍結で通行止めになると国道2号等に頼らざるを得なくなる。
■宇部下関線・小郡道路・山口宇部道路は一応「山陽自動車道」だが無料・有料(NEXCO・山口県道路公社)と分断されているのであまり山陽道っぽくない。

撮影日時

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中国自動車道そのものは大変距離がある道路であるため、当初は1ページでまとめていたが手に負えない状態まで巨大化したため、広島以西区間の枝番も含めて8ページに跨っているのが特徴である。利用者が少ないこの道路が気になるが、家族連れで旅行した時も序盤と終盤以外が山陽自動車道に向かってしまうために「肝心な所が分からない」という方もいるかもしれない。

中国自動車道へ本気でチャレンジしようと思う場合や核心の部分を見てみたいと言う方にとっては打って付けである。少しアンダーグラウンドな世界観を漂わせる中国地方の山岳部も兼ねて是非とも「仮想旅」を行って欲しいと思う。

中国自動車道・上巻

第1章

下関から山口JCTまでの区間を走行する。山陽道を経由した広島・関西方面からの車両が九州方面に向かうために交通量が比較的多い。

第2章

山口JCT〜六日市までを走行する。中国道の利用者が最も少ないとされる広島以西区間。

第2-1章

六日市〜広島北JCT間は元は2章だったのが容量の都合から分割させた区域である。西中国山地の山奥を豪快に爆走するのは魅力的と思う。

第3章

低い丘陸地帯が連続する安芸高田・三次・庄原地区の中国道。広島道中継により利用者数はそこそこ。

第4章

帝釈峡付近はR=250mと言った高速道路なのか?と疑問になるようなヘアピンの連続だったり、60km/h規制だったりとかなりクセのある備中地区最大の難所。

第5章

北房JCT〜山崎IC間

第6章

山崎IC〜播但道を経由して山陽道と再度対峙する神戸JCTまで

最終章

最後の山場・宝塚の渋滞区間を抜けて中国道の最終聖地・吹田JCTへ。

〜特別篇〜

中国自動車道・下巻

高田IC〜千代田JCT

久々に下り線経由の作成を行ってみた。

接続する高速道路

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