基本情報

米子自動車道は岡山県真庭市から鳥取県米子市を結ぶ中国横断自動車道のひとつ。法定路線名は下記にもある通り岡山米子線となっており、岡山市から北へ北上するようなコースを辿る。同じ山陰地方へ抜ける浜田自動車道と違い出雲大社や松江市等のアクセスに近いことから暫定2車線区間が多いながらも交通量はかなりのものである。鳥取県と岡山県の県境付近に位置する蒜山高原は大変景色が素晴らしく、山陰と山陽を結ぶ高速道路のもと一種のドライブルートとしてお勧めである。

国土開発幹線自動車道建設法に基づく法定路線名 中国横断自動車道岡山米子線
西日本高速道路(NEXCO西日本)が定める路線名 米子自動車道
計画上の起点位置と終点位置 岡山県真庭市〜鳥取県米子市
供用中の区間 落合JCT〜米子IC
開通具合 全区間開通済み
おおよその総延長距離 66.5km

ETC割引情報

米子道と有料区間の山陰自動車道を利用する場合、山陰自動車道のそれぞれの料金所をETC通勤割引時間帯に連続で無線突破した場合に限り、米子道と山陰道(有料区間)のそれぞれに割引判定が行われる。但し、米子道の場合は米子道全域と中国自動車道・北房ICまたは津山IC、岡山自動車道・有漢ICまでの区間が通勤の範囲になる。

撮影日時について

(1日目) 2007年7月19日 終点まで走行した事で完全走破達成

 

スナップショット

閑散とする中国自動車道の落合ジャンクションから米子へ向かう米子自動車道に乗り換えてすぐに真庭市久世町に位置する久世ICを通過するが、そこから摺鉢山トンネル手前までは暫定2車線での供用となっている。現在、トンネル手前までの区間の車線拡幅工事が進められているが実現はまだ時間を要しそうである。

蒜山高原までは中国山地の中間を通る山岳コースであるために勾配やカーブが少なからず存在するが、岡山道との中継も兼ねて山陰へ抜ける高速道路である事から交通量は結構多い。

落合JCT〜久世IC〜湯原IC


落合JCTまで1km
どわあ〜中国道・北房以東区間を初めて撮影した時同様に濃霧からスタートかよ(´・ω・`)ショボーン


落合JCTまで500m
例のごとく中国道たん側の車両はまったく見あたりません。

 
[16]落合ジャンクション・米子自動車道起点位置

閑散とする中国道を余所目に米子自動車道のランプウェイに突入する。

 
(左写真)米子自動車道本線・3km先対面通行
(右写真)久世ICまで2km
本線に飛びかかってすぐに久世ICの予告標識と対面通行を促す標識と対峙する。

 
まだ明け方なので対向車も含めて交通量は大変まばら。
起点から僅か数百メートルしか走っていないのに勾配のある坂道を駆け抜ける。


久世ICまで1km
勾配のある坂道を登り切って左カーブに差し掛かった直後に登場。


久世ICまで700m

 
[1]久世IC・暫定2車線区間

真庭市の久世地区(旧・久世町)はこちらへ。
ここから上野PAまでは暫定2車線の対面通行区間。

久世IC

プロパティ:

ここから上野PAまでは対面通行区間。真庭市役所方面はここからの方が近く感じる。

1 久世
所在地情報 岡山県真庭市
主な道路 国道181号
ICの構造 トランペット型
周辺情報 真庭市久世地区・真庭市役所・勝山城跡など

 
久世IC〜上野PAは暫定2車線のままだが現在4車線へ向けて工事が行われている。
かなり中途半端な感じがするのは私だけだろうか・・・(´・ω・`)

  
大内原トンネル(長さ:220メートル)・米来トンネル(長さ:160メートル)・木谷山トンネル(長さ:100メートル)

次の湯原までは短い距離のトンネルが連続する。


湯原ICまで11km、蒜山ICまで29km、米子まで62km
ここでの距離案内は米子市役所までの案内を促しているようだ。


上野PAまで2km、蒜山高原SAまで29km
この場所から米子方面側の車線拡幅工事が確認できる。

5キロポスト地点では既に米子方面側のトンネル工事が進んでいたが、先ほどの久世IC直後では全く手が付けられていなかった。久世IC〜上野PAまでの距離は僅か5キロ程度だが、土地買収が単に進んでいないのか、あるいは用地調査に手間が掛かっているのか、それとも単に工事の処理が遅いだけなのかは分からないが、4車線処理はまだ時間を要すのでないかと思った。

 
谷間に沿う形で高速道路が造られている影響で道中には急カーブも存在する。


二川トンネル(長さ:250メートル)


イッたいドコ通っているんだか・・・


上野PA・暫定2車線区間終点

このパーキングエリアは基本的にはトイレしかないが別途自販機がある。
久世ICからの暫定2車線区間は一旦ここで途切れる。

上野PA

プロパティ:

トイレと自動販売機だけしかない無人休憩所。

中国道方面 サービス内容 米子・鳥取・松江方面
自動販売機のみの営業です


上野PAから蒜山ICまでは既に4車線処理が完了している。
ただ、4車線移行後が例の長距離トンネルという事を考えると・・・


横瀬トンネル(長さ:170メートル)
米子方面側は例の「キーン」とした音が鳴る路面が採用されている(逆は通常のアスファルト)。
このことから4車線処理以前は米子方面側で対面通行を行っていた事が分かる。

 
打井畑トンネル(長さ:120メートル)
暫定2車線時代の名残がモロ残されてますよ。

 
芦谷トンネル(長さ:170メートル)


芦谷トンネルを抜けると巨大なチェーンベースが。
冬季になるとかなりの積雪や凍結が発生する事が伺える。


長いトンネル有・情報板注意
山に向かって伸びているのが次に通る摺鉢山トンネル。

 
摺鉢山トンネル(長さ:4,100メートル)・米子自動車道最長トンネル

米子自動車道で一番距離のあるトンネル。

交通量はさほど多くない関係なのか、山陽自動車道や中国自動車道でありがちな車線変更禁止指定にはなっておらず、途中で追越が出来るのも特徴と言えるのがこのトンネルだが、同時に摺鉢山トンネル自体が終始一貫通じて急激な勾配ある坂道になっている。これが積雪・凍結を伴う冬季になるとさらに厄介になるのは言うまでも無かろう。

なお、今の地点では米子道はおろか、中国地方の高速道路では今の地点では最も距離が長い。しかし、後10年先の話ではあるが、建設中の松江自動車道に毛無山トンネルと言う全長約4.9kmの長距離トンネルが予定しており、しかもそっちの方は無償で通行できる(松江道のうち、三次JCT〜三刀屋木次ICまでが新直轄区間による為)為に米子道の最長伝説もいずれは地位を譲る機会が出てくるであろうし、無償の松江道に期待が掛かる。


トンネルを通った先で再び巨大なチェーンベースが。


湯原ICまで1km


湯原ICまで500m


[2]湯原IC

真庭市の湯原地区(旧・湯原町)はこちらで

湯原IC

プロパティ:

ここから倉吉市方面へ向かう事も一応可能。

2 湯原 倉吉
所在地情報 岡山県真庭市
主な道路 国道313号
ICの構造 トランペット型
周辺情報 真庭市湯原地区・湯原温泉・湯原湖・独楽の博物館・倉吉・真庭市勝山地区方面

湯原IC〜蒜山IC


湯原ICを過ぎた直後の風景は久世ICにいた時と似ている。

 
久見トンネル(長さ:710メートル)
トンネル内部で急カーブになっている。


旭川(長さ:不明)・勾配のある坂道区間起点
橋梁の長さが不明な旭川を横断。ここから蒜山ICまでは長い坂道が続く。


蒜山ICまで16km、江府ICまで22km、米子まで54km

 
勾配の割には登坂車線などは特に用意されていない。
荷物を大量に積んだ大型車にとっては米子まで相当辛く感じるかも。


[中四さんかいライン]日本海まで50キロ
山陰・山陽・瀬戸内海・太平洋を結ぶ中四さんかいラインを示すカントリーサイン。
描かれているのはゲゲゲの鬼太郎。水木氏依頼の特注か?


玉田山トンネル(長さ:1,630メートル)
このトンネルも出口までひたすら坂道になっている。

  
頂点を過ぎて下ったかと思ったらまた上り坂。


26.2キロポスト地点付近になると徐々に高原地帯らしい風景に変化。


ハイウェイラジオ聴取区間まで1km


鳥居トンネル(長さ:610メートル)
このトンネルは上下線で高低差が付いている。米子側はここから下り坂。


蒜山高原SAまで2km・ハイウェイラジオ聴取区間起点(ハイウェイラジオ蒜山)
徐々に蒜山高原っぽい風景に変化しているのが確認できる。


蒜山ICまで2km・蒜山高原SAまで1km
後述の通り、蒜山高原を過ぎるとすぐに蒜山ICに到達する。

 
蒜山高原(ひるぜん-こうげん)SA・蒜山ICまで1km

米子道唯一のサービスエリアで給油所が設置された一般的な休憩所である。

蒜山高原SA

プロパティ:

これから米子へ向かう場合も、山陽地区へ帰る場合も一度は立ち寄ってみたい。

中国道方面 サービス内容 米子・鳥取・松江方面
自動販売機
AM 7:00〜PM 10:00 売店・軽食コーナー AM 7:00〜PM 10:00
AM 7:00〜PM 9:00 レストラン AM 7:00〜PM 9:00
インフォメーション
24時間営業(ゼネラル) 給油所 24時間営業(新日本石油)


蒜山ICまで500m

 
[3]蒜山(ひるぜん)IC・道の駅風の家

真庭市の蒜山地区の他に倉吉市方面へのアクセスにも便利。
このインターは料金所のすぐ隣に道の駅が併設されている。

蒜山IC

プロパティ:

蒜山高原へ向かう場合は迷わずココ。蒜山ICにつながる道路は国道482号だが出口標識には国道番号が掲載されていない。

3 蒜山
所在地情報 岡山県真庭市
主な道路 国道482号
ICの構造 トランペット型
周辺情報 真庭市蒜山地区・道の駅風の家・蒜山高原など

蒜山IC〜江府IC

 
蒜山高原をブッチギリ!!


江府ICまで14km、溝口ICまで22km、米子まで32km

  
暫定2車線区間起点
せっかく高原地帯を気持ちよく走っていたのに暫定2車線の対面通行に。
ここから一時的に車線拡幅が行われる以外は米子まで2車線路。


三平山トンネル(長さ:2,260メートル)
この隧道の道中で岡山県と鳥取県を通過する。


鳥取県に突入!鳥取県日野郡江府町(ひのぐん-こうふちょう)

いよいよ例の鳥取県に突入した。


長い下り坂速度注意
トンネルで頂点を過ぎた為にここから下り坂になっている。
(あおこ)県界って大抵は過ぎると逆方向の坂道になっているからねぇ・・・


長い下り坂速度注意
こちらは中国支社管轄でよく見掛けるイラスト入り標識。


ようこそ鳥取県へ

 
坂道の途中で一時的に2車線区間が解除。
車間確認も含めて追越しをかけるなら今がチャンスでっせ♪


宮市トンネル(長さ:370メートル)


長い下り坂5.0%スピードチェック
急激な坂道(最大勾配5%)の距離はかなり長い為に速度もそれなりに注意したい。

 
坂道の途中で再び暫定2車線へ。


江府ICまで2km
2km標識の手前にはご覧の通りチェーンベースが用意されている。


トンネル情報板をはじめ、米子道の電光掲示板は屋根付き。
豪雪地帯ならではの対策である事が伺える。


小江尾トンネル(長さ:210メートル)


江府ICまで1km
江府ICの先にはトンネルがあり、それを抜けるとすぐにインターに到達する。


江府トンネル(長さ:470メートル)
このトンネルを抜けると江府ICは目の前。

 
[4]江府IC
江府町の市街地はこちらからどうぞ。

江府IC

プロパティ:

江府町の中心街に程近い。

4 江府
所在地情報 鳥取県日野郡江府町
主な道路 国道181号
ICの構造 トランペット型
周辺情報 江府町役場・歴史民俗資料館・日野郡日野町など

江府IC〜溝口IC

 
江府ICの前後区間は暫定2車線のまま。
江府ICから米子・中国道方面へ向かう場合は進路変更に十分注意したい。


佐川トンネル(長さ:170メートル)


米子自動車道50キロポスト地点
カントリーサインの案内は中国自動車道からの距離案内を示したものになっている。


柿原トンネル(長さ:230メートル)


鳥取県西伯郡伯耆町(さいはくぐん-ほうきちょう)


[米子自動車道]溝口ICまで7km、米子ICまで16km
[山陰自動車道]松江まで51km

山陰自動車道と接続する米子ICが近づいたために松江までの距離が登場。


根雨原トンネル(長さ:720メートル)

 
谷間に沿って米子道が造られている為にダイナミックに感じるw


車間距離確認区間
通常は対面通行区間での車間距離は40mだが何故かここは35m間隔。


宮原トンネル(長さ:500メートル)
中国自動車道方面側はサグになっている関係で渋滞が発生しやすい。


溝口ICまで2km


谷川トンネル(長さ:600メートル)


溝口ICまで1km


添谷トンネル(長さ:190メートル)


溝口ICまで500m


[5]溝口IC・標高224メートル

大山(だいせん)方面はこのインターからのアクセスが便利。

溝口IC

プロパティ:

再現図の標識には「大山」と書いてある通り、接続する県道を経由すれば中国地方の最高峰とも言える大山方面へ向かう事も可能。

5 溝口 大山
所在地情報 鳥取県西伯郡伯耆町
主な道路 トランペット型
ICの構造 鳥取県道45号倉吉江府溝口線
周辺情報 伯耆町役場・とっとり花回廊・鬼ミュージアム・大山(伯耆富士)・倉吉市方面など

溝口IC〜米子IC(米子JCT)


大山PAまで3km
米子道最後のパーキングエリアも溝口ICからは僅かな距離。


[米子自動車道]米子ICまで8km
[山陰自動車道]松江まで43km

終点の米子まで残す所8キロとなった。

 
長い下り坂の途中には米子の街並みも確認できる。


大山PAまで1.5km

 
大山PA直前で再び暫定2車線の対面通行。

 
大山(だいせん)PA

このパーキングエリアは岡山方面側にしか売店が無い変わったエリア。
米子・出雲・鳥取方面側はトイレと自販機だけしかない

大山PA

プロパティ:

米子方面はトイレと自販機だけしかないものの、隣接するバス停を中継する事で岡山方面側の売店を利用する事は可能。

中国道方面 サービス内容 鳥取・松江方面
自動販売機 自動販売機のみの営業
AM 8:00〜PM 8:00 売店・軽食コーナー


車間距離確認区間
大山PA先の車間距離確認区間は何故か35m間隔。

 
山を下り田園地帯を爆走。終点の米子まであと少し。


米子本線料金所まで1km
最後の最後で登場する例の赤い橋を前に料金所案内が登場。


米子本線料金所まで400m


米子本線料金所

接続する米子道路が無償区間であるため、本線料金所にて料金が徴収される。

 
[6]米子IC(米子JCT)・米子自動車道終点位置

インターチェンジという事になっているが実際は山陰道とのジャンクションになっている。
鳥取方面からの山陰道から直接米子道に入れないため、一般道を中継する必要がある。

攻略済み道路のご案内:山陰自動車道
有料・無料が交差する例の山陰地方の高速道路をレポ。