福岡県道・熊本県道5号大牟田南関線
基本情報
(左側)福岡県/(右側)熊本県側
福岡県道・熊本県道5号大牟田南関線は、熊本県玉名郡南関町と福岡県大牟田市の間を結ぶ主要地方道。九州自動車道の南関IC付近と大牟田市の間を連絡する県境を跨ぐ道路のひとつで、道中で八角目峠と呼ばれる山越えが必要になる。この峠の前後区間は福岡県側では狭隘区間が多く通行には難を要す。熊本県側も福岡県側同様に狭隘区間があるものの、山を切り通した余裕のある設計で福岡県側よりかはさほど負担が掛からない。特に福岡県側では狭隘区間が存在するため、安全性を考慮するなら多少は遠回りになるものの、大牟田植木線か南関大牟田北線を使って迂回する方が無難と言える。
| 起点 | 福岡県大牟田市東新町2丁目(国道208号交点) |
| 終点 | 熊本県玉名郡南関町迎町(国道443号交点) |
| 総延長距離 | ?km 福岡県側の総延長距離は5,381m |
| 車線数 | 1〜4車線 1車線区間:福岡・熊本県界前後 |
| レポの方向 | 下り線 |
| 全体の難易度 | ★★★☆☆(熊本→福岡の場合は急カーブの後に大牟田市街がイラッシャーイ♪) |
福岡筑紫野線との関係
福岡県道5号線は後述の通り大牟田市と熊本県玉名郡南関町を連絡する「大牟田南関線」だが、特に福岡市近郊で「5号線」と言えば福岡県道31号福岡筑紫野線の事を指す場合が多い。
以前は「福岡県道・熊本県道5号大牟田山鹿線」という名前だったが1981年に南関町〜山鹿市の部分が「柳川南関線」と共に国道443号に昇格したため、取りこぼされた残りの大牟田市〜南関町の部分が現在の5号線に指定されている。
1954年 建設省告示により大牟田山鹿線として主要地方道に指定される。
1955年 前年の主要地方道指定に伴い、熊本県告示により熊本県内区間が熊本県道2号大牟田山鹿線として路線認定。
1955年 同年に福岡県区間が福岡県道12号大牟田山鹿線として路線認定。
197x年 熊本県側の路線番号が「5」に変更される。
1973年 福岡県告示により、福岡県側の路線番号が「5」に変更されて統一化。
1981年 旧・大牟田山鹿線のうち、南関町〜山鹿市の区間が柳川南関線と共に国道443号に指定。
1982年 福岡県・熊本県の告示により残りの大牟田市〜南関町が大牟田南関線として指定。整理番号の変更は無し。
通過する市町村について
(福岡県)
大牟田市
(熊本県)
玉名郡南関町
合流する国道
国道208号・国道209号
国道443号
撮影日について
(1日目) 2006年4月16日:上り線経由で初登場
(2日目) 2008年4月8日:下り線経由でリメイク
スナップショット
福岡県側
東新町2丁目交差点・南関大牟田線起点
国道208号の大型商業施設前にある変則五叉路からスタート。
佐賀・久留米方向からの誤進入に対応する為、路面が色分けされている。
起点から通町二丁目交差点までは片側2車線。
一見した限りではこの後の狭隘区間が嘘のように感じる。
通町二丁目から県道93号との交差点まではご覧の通り片側1車線の対面通行。
大牟田市中心街から徐々に離れ、周辺には住宅街が密集しているのが分かる。
福岡県道93号重複区間起点
新町地区の県道93号との交差点(真正面の鰻屋)で福岡県側の広道は終了する。
南関大牟田線はここを左折し、チョッとの区間でr93と重複する。
r93重複区間はご覧の通り一転して民家が密集する狭い道。
大牟田市内及び荒尾方面とを連絡する車両が極めて多い。
福岡県道93号重複区間終点
約200m程進んだ所にある南関方面の交差点で重複区間は終了。
目の前にあるジョイ○ルを目印にして行動すると良いだろう。
三池公園までの区間は離合不能な1車線区間であり人・車の行き来が極端に多い。
福岡県側では最大の難関とも言える場所で、起点と比べても両極端すぎる。
三池公園に差し掛かった所で県界へ向けての上り坂になる。
公園周辺は狭い場所もあるが、基本的に2車線で割りと離合はしやすい。
三池公園から大間山頂上までは典型的な連続つづらカーブ区間。
道幅自体はさほど狭くは無いものの、見通しが悪く交通量も多い。
熊本県に突入!熊本県玉名郡南関町(たまなぐん-なんかんまち)
大間山近くの八角面峠までに掛かる連続つづらは数箇所程度で低い山に登る道中で県界、と言った感じ。
勾配も登山道路にしては比較的緩やかなので前述に気をつければ簡単に熊本入りできるであろう。
お乗換えのご案内:福岡県道93号大牟田高田線
200m程度の重複区間を走行した時に素通りした県道93号に関するレポート。
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ちなみに熊本県側から見た福岡県側はご覧の通り。 峠区間のつづらカーブを降りていく途中で一気に大牟田市街の視界が広がり、熊本県側の丘陵地帯とは大きく異なる為に戸惑う可能性もひょっとしたらあるだろう。 |
熊本県側
熊本県玉名郡南関町(たまなぐん-なんかんまち)
大牟田市・荒尾市に隣接する町で筑後国・肥後国の関所にもなった地域。
山を越えると大牟田・荒尾に位置する関係で前述の市とも密接な関係にある。
福岡県側が狭隘なつづらカーブで通していたのに対して、
熊本県側は緩い坂とカーブで通過させており、熊本県側の方が圧倒的に走行しやすい。
低い丘陵地帯が続くが山は切り開かれた状態で見通しは格段に良い。
やや道は荒れているものの、片側1車線の対面通行路で走行に支障は無いと言える。
久重地区の道中で民家の間を通過する関係で道幅がやや狭くなる。
但し福岡県側の時と比べればその距離は短く、ごく一時的な対処。
熊本県道29号交差点
荒尾南関線の起点となる久重地区東部のr29交差点と合流する。
南関大牟田線はここを左折して南関町市街に向かう。
r29からの流れで前述の交差点から終点までは追越禁止の対面通行。
車両も荒尾南関線からの続きで走行している関係で交通量は格段と多い。
関下地区で南関ICと直結するバイパス道路と交差する。
青看には特に何も書いていないが、旧道区間も引き続きr5として供用されている。
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現在の大牟田南関線だが、この県道の前身は福岡県道・熊本県道5号大牟田山鹿線という路線だった。1981年に建設省告示により新しく誕生した国道443号は、この旧・大牟田山鹿線のうち現在の大牟田南関線・旧道区間の終点にあたる関下交差点から山鹿市の国道3号との合流地点である西上町交差点までを国道に路線認定させたため、取りこぼしとして残された区間が翌年の福岡県・熊本県告示により大牟田南関線として路線認定された(旧県道情報を参照) |
旧道との交差点から先は2008年に開通したバイパス道路区間。
進路変更がやや複雑な旧道をパスして荒尾方向に向かえる為に便利になった。
関下地区のバイパス道路は部分開通により成り立っており、
初めて取材した2年前は写真の位置までしか開通していなかった。
[九州自動車道]情報電光掲示板
バイパス区間の開通に伴い大牟田南関線の終点附近に電光掲示板が設置された。
しかも最新型のLED電光板ですよ!
大きく山を切り崩して開通させており路面も供用したばかりなので真新しい。
[九州自動車道]関外目交差点・大牟田南関線終点位置
切通区間を経て県道10号南関大牟田北線及び九州道の入口に合流する。
このまま直進で九州道、左折すると道の駅おおむた・新大牟田駅を経て有明海沿岸道路へ。
お乗換えの案内:
熊本県道・福岡県道10号南関大牟田北線
九州道から道の駅・新大牟田駅を連絡して有明海沿岸道路に直結している。
福岡県道31号福岡筑紫野線
一応、通称「5号線」つながりと言う訳で相互リンク(笑)
福岡県道・佐賀県道17号久留米基山筑紫野線
こちらも通称「5号線」つながりと言う理由だけで相互リンク。特に道中にある「鳥栖筑紫野道路」が無償開放された事でこの道路も「5号線」として解釈されるようになった。
国道443号
現在の大牟田南関線の前身で南関町の一部が国道に昇格した。
個人的な感想
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今回はバイパス道路を追加する為に前作までのモノと大きく差し替え、下り線方向に書き直してみたが、やはり県境にあたる八角目峠の前後は大変苦労した。特に「福岡県側、アレなによ?」と言わざるを得ない程の狭隘・離合不能と道中の4車線区間に関しては何度通っても目を疑うところがあったと言える。そうした問題の少ない熊本県側は比較的2車線路の多い無難な道路であるために、両県で対応が全く異なるのも面白く感じ取れた。 バイパス道路の開通でこれまで南関町の中心街に一度抜ける必要があったが、開通後はその部分を大きくパスして大牟田市・荒尾市方面に連絡できるようになったため、有明海沿岸道路や国道208号等の幹線道路から九州道へ向かうのも若干容易になるであろう。 |