福岡県の100番台県道

福岡県の100番台県道は県道100号と151号が主要地方道、103号が上毛町と豊前市を結ぶ県内完結型を除いて他県と連絡する隣接越境一般県道である。福岡県の反対側に位置する県の方が結構まともだったりする事が多かったりするヽ(`Д´)ノ

本文中でも説明するが114号は福岡県の都合により道路区域がなされていない。112号・115号は殆どが国道と重複して実体区間が僅かしかない県道である。他県と連絡するタイプの県道であるものの、フタを開ければ極めて特徴的な道路である例も多い。

スナップショット

福岡県道・大分県道105号山北日田線

起点:福岡県うきは市浮羽町山北
終点:大分県日田市大字山下

国道210号を迂回するようなルートを取る一般県道で起点・終点いずれから出発しても最終的には国道210号に到達できる。

福岡県道・大分県道106号朝田日田線

 
(左写真)起点付近にある県道標識
(右写真)県境付近にある県道標識

福岡県うきは市浮羽町から合所ダムを経由して狭路区間に入り、途中で大分県日田市前津江村の区域に入る。一応終点位置は大分県日田市の日田バイパス入口付近だが前津江村から日田市中心街までの区間では林道である奥日田グリーンラインの区間を通らなければならない。勿論、グリーンラインの区間は日田市道なので県道の区域から外されている。

起点:福岡県うきは市浮羽町朝田
終点:大分県日田市

 
福岡県側から見た大分県
大分県側は明らかに超マイナーロードでもちゃんとカントリーサインが設置されている。


前津江村役場(現:日田市前津江支所)まで18.2km
これは奥日田グリーンライン経由での距離。それでもだいぶ距離がある。

 
大分県側から見た福岡県
福岡県側はカントリーサインも無くいきなりうきは市の区域に入るが、
すぐ近くに県道標識があるので福岡に入ったことが分かる。

 
つなぎ目らしき場所に山火事防止に関する看板には浮羽町の刻印がある。
つなぎ目はかなり複雑に入り込んでいる為、どこから大分県なのか分からなかった。

福岡県道・大分県道107号宝珠山日田線

 
(左写真)福岡県側にある県道標識
(右写真)大分県側にある県道標識(汚れてます。スマソorz)

起点:福岡県田川郡添田町落合川原田
終点:大分県日田市大字花月

道路名をパッと見ただけでは起点は朝倉郡の宝珠山村(東峰村)に見えるが、実際には福岡県道52号重複区間である添田町〜東峰村までの区間も含まれている。実はこの県道はr52重複区間も含めて1973年の福岡県告示当時までは福岡県道・大分県道107号添田日田線と呼ばれていた(道路区域の変更と福岡県側の路線名が変更されただけ)。

県境は峠にあるシェード内部で行われており、福岡県側は県境通過を示すカントリーサインは全く設置されていない。それどころかr107を確認できるのは単独区間に位置するそとば標識だけ。やる気ないなぁ。大分県側は山奥でもカントリーサインを導入する程の熱の入れようでシェードを抜けた先で日田市・県道標識を確認できる。

 
(左写真)福岡県側から撮影した大分県
(右写真)大分県側から撮影した福岡県

 
県境付近の様子
シェードの頂上ではなく少し福岡県側寄りで県境を示す継ぎ目があるようである。
継ぎ目あるおかげで辛うじて福岡県かどうかを識別できるのだ。


シェード内部は峠までのクネクネも含めてドキュソのたまり場となっているようだ。

 
大分県日田市(ひたし)
大分県側はカントリーサイン+r107標識入りで大変親切でいいですね。
反対側の福岡県はそんなの全くありません。

福岡県道・大分県道110号東下中津線

起点:福岡県築上郡大字東下
終点:大分県中津市

福岡県道・大分県道112号福岡日田線

起点:福岡県福岡市博多区東比恵4丁目
終点:大分県日田市大字十二町(筑前町から終点の日田市までは国道386号と重複)

以前は福岡県道・大分県道1号福岡日田線と呼ばれる主要地方道だった道路で現在の朝倉郡筑前町〜日田市にかけては国道386号の昇格により実体区間が見えない道路となった。一時期は国道3号として供用していた事もあったが区域変更により現在は一般県道112号として機能しており、そのうち福岡市〜筑前町までが単独区間として残されている。

整理番号「1」は国道昇格・一般県道降格と共に豊前市と中津市を結ぶ「豊前万田線」に譲ることになる。

大分県道・福岡県道113号中津豊前線(旧・国道10号線)

起点:大分県中津市
終点:福岡県豊前市大字四郎丸

いわゆる旧・国道10号線が路線区域変更によって一般県道に降格した道路。

大分県道・福岡県道114号前津江星野線(福岡県側は2006年現在で道路区域未確定)

 
(写真右)福岡県道57号との交点付近。分かるようにテロップでも付けてみた。

起点:大分県日田市前津江村柚木
終点:大分県日田市前津江村柚木(福岡県・大分県境)
未認定区間:大分県日田市前津江村柚木〜福岡県八女郡星野村

福岡県側は県道認定があるものの、区域確定が行われていないため欠番状態として扱われている。詳細は大分県道114号前津江星野線のページで説明する。いつになったら「大分県道・福岡県道114号前津江星野線」と書けるようになるのだろうか。

攻略済み道路のご案内:大分県道114号前津江星野線

福岡県道・大分県道・熊本県道115号八女小国線

起点:福岡県八女市長野
終点:熊本県阿蘇郡小国町
実体区間:福岡県八女郡黒木町〜福岡県八女郡矢部村

全線の殆どが現在の国道442号に指定されている県道で、唯一黒木町〜矢部村側にある日向神(ひゅうがみ)ダムの北側沿いを通る狭路区間がr115単独区間として現存している。日向神ダムの水門と離合不能なトンネルを通過する必要がある。元々は、「福岡県道・大分県道・熊本県道3号八女小国線」だったのが国道442号として昇格したものだ。

攻略済み道路のご案内:福岡県道・大分県道・熊本県道115号八女小国線

熊本県道・福岡県道124号金山檪野線

 
(写真左)福岡県側のr124標識
(写真右)熊本県側のr124標識


福岡県境の様子(福岡県大牟田市)

荒尾市の金山地区から大牟田市までを結ぶ県道。道中で熊本県道29号・46号と重複する。r124プレーン区間で県境を通過する。県境部分で道路仕様が異なっており、福岡県側は追越し禁止・熊本県側は点線ラインで切り通した山々が広がっている。

熊本県道・福岡県道127号岩野黒木線


熊本県突入直後にある県道標識

 
(写真左)福岡県側から見た熊本県
(写真右)熊本県側から見た福岡県。福岡県側が狭路で古寂れたように感じる。


終点の黒木町側に存在する路線方向標識

起点:熊本県山鹿市
終点:福岡県八女郡黒木町

山鹿市と黒木町の間を結ぶ一般県道で県境越えが必要。熊本県側は一部で狭隘な場所がある他は整備された道路だが、対する福岡県側では田代地区の一部で離合困難な荒れた道路になっている。県境近くの脇道を利用すると簡単にグリーンピア八女方面に至れるので全線突破は避けるべきだ。主要地方道13号・黒木鹿北線と同じく黒木町に向かうことができる道路だが、こちらの方が黒木町市街地に近い。

熊本県側は県道番号標識が起点と県境手前にあるのに対し、福岡県側は終点となる国道442号の交差点に路線方向標識が2枚あるだけで特段、県道を示す標識は設置されていない。

福岡県道・佐賀県道131号小郡基山線

 
(写真左)福岡県側に存在する県道標識(小郡市にて)
(写真右)福岡県と佐賀県の県境付近

起点:福岡県小郡市小郡
終点:佐賀県三養基郡基山町小倉

県境は九州道・鳥栖JCT付近で福岡・佐賀いずれも2車線確保された一般県道である。小郡市側では陸上自衛隊小郡駐屯地前を通過する。

福岡県道・佐賀県道132号本郷基山停車場線

 
(写真左)福岡県側の県道標識(小郡市西島にて)
(写真右)県境付近の様子

基山停車場線という名称である通り、JR鹿児島本線・基山駅と小郡市の区間を結ぶ。県境は131号と同様に九州道・鳥栖JCT付近にあり、九州道の橋梁入口で福岡県と佐賀県を行き来する。福岡県側は平野地帯が多いが、佐賀県側は入った途端に基山町ならではの住宅街密集区間を通過することに。

佐賀県道・福岡県道133号坊所城島線


久留米市城島町で見つけた縦方向に伸びたr133卒塔婆

起点:佐賀県三養基郡みやき町
終点:福岡県久留米市城島町

みやき町の中原地区から国道264号交差点を少し進んだ先で福岡県に入る。筑後川と国道264号線を結ぶ区間の大半が福岡県久留米市城島町の区域に覆われている。国道交差点から県境までの区間はごく僅か(500m未満)だが、以前は著しく離合が困難な民家の隙間を通る必要があった。現在はそのすぐ隣に幅員改良されたバイパス道路があるため、そちらが現道となっている。

筑後川を横断する橋梁が架かる前までは渡船による移動をしていた。


城島町は直線道路で一見すると快適なように見えるが、
県境に近づくにつれて幅員狭小による離合不能を示す標識を目にする。


佐賀県側から見た福岡県
小さい河川を渡った先で福岡県に入るようである。
福岡県側は県境を示す標識が全く設置されていなかった。


佐賀県三養基郡みやき町(みやきぐん-みやきちょう)
このように佐賀県側は立派な県境・町境を示す標識が設置されている。


但し、佐賀県側は県境先で著しく離合が不能な場所を通らないといけない。
すぐ近くに2車線による幅員改良工事が行われていた。

福岡県道・佐賀県道136号早良入部中原停車場線

 
佐賀県側の県道標識
福岡県側はこれらの標識が全く設置されていなかったと思う

起点:福岡県福岡市早良区
終点:佐賀県三養基郡みやき町

早良区からスタートして板屋峠を通過後に背振ダムの脇を通り那珂川と並行した後に一旦佐賀県神埼郡吉野ヶ里町の区域に入った後に国道385号交差点で再び福岡県に戻る。那珂川町とみやき町を結ぶ七曲峠の福岡県側は離合不能どころか全く整備されておらずに獣道の状態になっており、現在福岡県側の改装工事を行っているようである。このため、この区間を行き来する場合は国道385号の離合不能区間入口(坂本峠)直前の交差点へ至れる林道(みやき町道)で迂回する必要がある。

なお、那珂川町と吉野ヶ里町の県境付近は現在ダム建設による付け替え工事が進行中であり、場合によってはr136と現行の国道385号も含めて実際のルートが変更される可能性がある。

【七曲峠編】


福岡県側から見た佐賀県
継ぎ目らしき場所があるため、ここが七曲峠である事が伺える。

 
七曲峠の通行不能区間
発注者が那珂土木事務所であるためここが県道である事が伺える。
また、鳥獣保護区の標識や保安林標識が福岡県仕様である事から福岡県であると分かる。
(右写真)てかこんな状況で本当に幅員改良が行われるのだろうか・・・(・∀・;)


福岡県の区域のはずなのに鳥栖土木事務所の看板が。

佐賀県道・福岡県道137号基山平等寺筑紫野線

 
(写真左)福岡県側にあるr137標識
(写真右)佐賀県側から見た福岡県(県境部)

 
(写真左)福岡県側から見た佐賀県
(写真右)県境付近の路面を激写。路面がチョッと違う所に気がつくはずです。

起点:佐賀県三養基郡基山町
終点:福岡県筑紫野市

基山町で国道3号から分岐した後に鳥栖筑紫野道路の園部IC付近を通過。その後、平等寺地区で大きく福岡県側に向かって進路を東寄りに変更し、最後は筑紫野市に戻ってくる。

佐賀県道・福岡県道138号西島筑邦線


県道標識(写真は佐賀県ヴァージョン)

 
(共通)いずれの県も狭路区間が比較的多い
(写真右)2枚ヘキサキタ━(゚∀゚)━!だけどこれは佐賀県側の様子で福岡県側ではないので・・・・。

起点:佐賀県三養基郡みやき町
終点:福岡県久留米市

西島地区〜天建寺橋と、安武地区付近で佐賀県を通る。筑後川流域は福岡県と佐賀県が複雑に入り込んでいる。

佐賀県道・福岡県道140号大詫間大川線

 
(写真左)福岡県大川市に唯一存在する県道標識
(写真右)佐賀県川副町に存在する県道標識

 
(写真左)福岡県側は県境直後でいきなり離合困難
(写真右)佐賀県側は県界を示す佐賀県標識が存在し、突発的に2車線になる。

起点:佐賀県佐賀郡川副町(さがぐん-かわそえまち)
終点:福岡県大川市

佐賀県と福岡県を行き来する県道だが、福岡県側は全区間が狭路でとてもじゃない程離合が困難だった。佐賀県側は2車線で整備されている場所が多かった気がする。違いの分かる県道だ。

福岡県道・佐賀県道144号中津天建寺武島線

起点・終点:福岡県久留米市(佐賀県実走区間あり)

筑後川の久留米大堰付近を通る一般県道で、起点と終点は福岡県久留米市になっているが、天建寺橋付近で佐賀県みやき町を通過する為に県境越えタイプの県道として機能している。

佐賀県道・福岡県道145号江口長門石江島線

[佐賀県鳥栖市]

  
県道標識(鳥栖市内)

佐賀県の鳥栖市にはご覧の通り一定間隔で県道標識が設置されていた。基本的には背振山脈を前景にした田園地帯。

 

[県境付近1(佐賀県鳥栖市・福岡県久留米市)]

 
佐賀県鳥栖市と福岡県久留米市の県界


福岡県久留米市のカントリーサイン
ボロボロに剥がれ落ちており差し替えられる様子も全くないように見える。

県界の前後は小さい河川が通っており、河川の前後で県界を通過する。県界付近は佐賀県なのか福岡県なのかが外見・主観的な雰囲気で分かる(鳥栖市は田園だが久留米市は住宅街がひしめく)。佐賀県側は佐賀県と鳥栖市を示すカントリーサイン(旧式)が橋の前に立てられているが、福岡県側は単に久留米市の標識しかなく粗末。福岡県久留米市から佐賀県鳥栖市に向かう場合、橋を横断するとすぐに交差点と長崎道を案内する標識が登場する。

 

[久留米市内]


久留米市長門石町の風景

長門石町は佐賀県側である筑後川の北側に位置するが、県としては福岡に属する久留米市の自治体である。筑後川の長門石橋で筑後川沿いを並走する。福岡県側は県道標識が一切無い。県界のすぐ先で七木地蔵尊があり、筑後川河川敷までは久留米らしくラーメン屋が何軒か存在する。

 

[県界付近2(佐賀県三養基郡みやき町・福岡県久留米市)]

 
県界付近の様子


久留米市のカントリーサイン
こちらは鳥栖市境と違って最新版。

みやき町と久留米市の県界は継ぎ目と思われるものが特に無いが、路面にチョッとしたサインが描かれているため恐らくそこが県界であると予想できる。すぐ隣が筑後川及び長門石のゴルフ場であり、鳥栖市との県界と違ってあんまし県境に来たという雰囲気は感じられない。

終点はその先の豆津大橋前の交差点だが県界も含めて県道標識は特に設置されていなかった。

佐賀県道・福岡県道146号坂口藤吉線

起点:佐賀県三養基郡みやき町
終点:福岡県久留米市

筑後川河川の広川の終点付近からスタートして、久留米市の大善寺町藤吉地区までを結ぶ。広川の終点付近は佐賀県の領域で筑後川を跨いで福岡県と佐賀県が複雑に入り組んでいる。