福岡県道64号苅田採銅所線
基本情報
福岡県道64号苅田採銅所(かんだ-さいどうしょ)線は、福岡県苅田町と香春町の間を結ぶ主要地方道。この道中には味見峠・京都(みやこ)峠と呼ばれる2つの峠が存在し、そのうちの京都峠が未開通のままとなっている(旧道経由で峠越えができない)。
京都峠に関しては未開通区間をカバーする京都トンネルが既に開通しているが、アプローチ部分であるトンネルの前後が現在でも未整備のまま放置されており、この県道だけで行橋市と苅田町市街地(新北九州空港方面)を連絡することができない(近くを通る福岡県道254号で迂回することは可能)。元々は2007年春に開通する予定だったが、県側の都合でそれらの計画が中断した状態が続いている模様である。
| 起点 | 福岡県京都郡苅田町神田町 |
| 終点 | 福岡県田川郡香春町採銅所 |
| 総延長距離 | 20,922m |
| 車線数 | 1〜2車線 1車線区間:未開通区間及びその前後区間 |
| レポの方向 | 上り線 |
| 全体の難易度 | ★★★☆☆(京都トンネル前後は放置プレイw) |
通過する市町村について
(福岡県)
京都(みやこ)郡苅田町
行橋市
京都郡みやこ町
田川郡香春町
合流する国道
国道10号
国道322号
撮影日について
(1日目)2006年4月9日:香春町〜みやこ町の一部と味見峠の旧道側を散策
(2日目)2006年5月3日:行橋市〜苅田町の不通区間を撮影。一足早く京都トンネルまで行ってみたw
※記述上は終点(香春町)→起点(苅田町)へ向かって走行する。
スナップショット
|
|
香春町の国道322号交点から味見峠へ向かっていきなり急勾配な坂を登らなければならない。冬場は凍結・積雪による通行規制が行われやすいので注意が必要だ。味見トンネルのある旧道は完全なダート・獣道となっており、旧道を経由して味見峠を突破するのはまず無理。みやこ町側もトンネル入口前で急カーブとなっており、坂もあるので注意が必要だ。 味見峠をクリアすると左手に平尾台らしき高山をバックに、丘の上を通る高規格道路が続く。苅田町に入り、京都峠手前で離合困難な狭路となり、京都峠の道中で通行止めとなる(2006年4月9日現在)。 |
味見隧道(味見トンネル)
第1の難所とされる味見峠をこのトンネルで簡単に通り越すことができる。
福岡県京都郡みやこ町(みやこぐん-みやこまち)
味見トンネル後は急カーブの繰り返しで勾配もあって冬場は凍結などで難所となる場所だ。
以前は京都郡勝山町だった区間を通過するがカントリーサイン等は特に用意されていない。
先程の旧道と接続する交差点。
ここまではトンネル通行による速度規制のある場所で、ここから50km/h
みやこ町(旧・勝山町)側は低い丘の上をバイパスで通しており、快適な走行が可能である。
福岡県行橋市(ゆくはし-し)
京都郡・京築地方における中心都市を通過するが、これも市町村標識は登場せず。
目の前には行橋・小倉南を跨ぐ平尾台の一部光景を堪能できる。
福岡県道28号交差点
ここで平尾台と行橋を連絡するr28と合流する。
行橋市街へはここからの方が賢明である。
道路の案内:福岡県道28号直方行橋線
この県道だけで直方と行橋を連絡することはまず不可能で平尾台・竜王峡と言った観光道路の印象が強い。
r254交差点・整備区間終点位置
これより先は今でも未整備のままでr64経由では苅田町市街には到達できない。
新北九州空港・市街地方面はここで進路を変えよう。
福岡県京都郡苅田町(みやこぐん かんだまち)
先程までの広い道が一転して狭いローカル道路に早変わりする。
苅田町は工業が盛んで新北九州空港がある事でも有名な北九州のベッドタウン。
法正寺地区を通過中
集落が多く占めている割には離合不能な狭路。
道中で一時的に2車線になる場所もあるが、あくまでも離合対策用。
谷地区にある幅員の広い場所(写真)で新しく開通するr64京都トンネルのバイパス道路と分岐する。
・・・・・・のだが
、現在では左折することができずに右側の超狭路区間を通る。
左折して通るバイパス道路が手が付けられておらずの状態だった。
山口地区にある標識。
苅田町方面はここを右折。直進しても不通で通ることができない。
貯水池近くを通るr64
ヘキサも何も無しの農道同然。ここから京都トンネルが見える
新道に到着!!
関係者以外立ち入り禁止っぽいものが無かったのでトンネル付近まで行ってみようw
将来的にバイパス道路となる登山道路。
しかしながら両脇の整備は未完成のままで「取り敢えず造った」というのが拒めない。
また、暴走族対策用なのか途中で意図的に凸凹しているところもあった。
京都トンネル(長さ:?メートル)
京都峠を結ぶr64の新隧道。しかしながら連絡部分が未開通のままなので
取り敢えずトンネル「だけ」が先行して開通している状態だ。
果たしてこのトンネルが十分に活用される日はやってくるのか?こうご期待。
|
|
市街地側の通行不能起点付近 ちなみに苅田町市街地側は完全にフェンスが敷かれていてトンネル内部への侵入が出来ないように閉鎖されていた。こんな事をする位ならさっさ開通しろよ、と言いたい所だが肝心の福岡県側も決して余裕が無い等の理由で進展が期待できないのが現状だろう。 |
旧・味見峠区間の風景
味見峠の旧道は味見隧道手前の公園入口道路から入り、途中の交点から味見峠方面へ向かって進むと現れる。最初はアスファルトで構成された一般的な山道同然だが、途中から離合が困難なダート道路となり、味見峠のみやこ町側からは車両の通行が非常に困難なけもの道となるため、車両での旧道散策はほぼ無理。実際に管理担当も突き進んだが、途中で落石があって通行不能な場所があったため、引き返そうとしたところ、タイヤが道路のへこんだ所に入って転回できなくなり、立往生してしまうハプニングが発生した(何とか戻れたけど)。
みやこ町側はダート以前の獣道。凸凹や樹木も散乱していて突破は無理。
※実際には大量に獣道区間の写真はあったのですが、他の県道激写目的で削除しましたorz
みやこ町側も峠を前に離合不能な狭路に。
以上のことから旧道の突破は無理に近いだろう。
↑これは味見峠をみやこ町側から撮影したもので実際は入口がだーいぶ違う事に気づきました。失礼いたしました(´ω` )ゝ゛
個人的な感想
|
|
追記: こう見る限りでは確かに京都トンネルを初めとする多くの場所がほぼ完成状態であり、一部の連絡道路の未完成を除けばもう少しで開通できそうです。とは言え、谷地区までの連絡道路が開通したとしてもその先の集落を通る場合の対処やまだ取材していない苅田町市街地側はどのようになっているかはまだ分かりません。てか、本当に2006年以内に全通するのか??? 追記(その2): 京都トンネルはアップするべきかどうか少し考えていた。と言うのも、まだ未開通なのに下手にアップロードすると不法侵入罪に問われる可能性も否定できないためと判断したためです。取り敢えず公開はしますけどもし問題であると思われる場合には検討して訂正するという方向で持って行こうかと。 追記(その3): 某地図の2007年10月現在版では確かに未開通区間が問題解決しているように掲載されていた。でも、行橋土木事務所(福岡県土木部)側からは開通した事を示す告知や福岡県告示による区域変更の情報は特に無かったはず。半信半疑でイッて見たが、激しくダマされたorz |