福岡県道802号黒木大牟田線

基本情報

福岡県道802号黒木大牟田線は福岡県八女郡黒木町と福岡県大牟田市を結ぶ事になっている県道である。但し、道路区域が黒木町の範囲だけしか設定されていないため、実際に大牟田市に到達することができない謎の道路である。

起点 福岡県八女郡黒木町北小屋
終点 福岡県大牟田市
※黒木町以降の道路区域は未定であるため終点の明確な場所は不明である。
総延長距離 3,410m
車線数 2車線
レポの方向 下り線
全体の難易度 ★★☆☆☆(確かに走りやすい道路ではあるが・・・)

来歴

1973年4月1日 路線認定

当時は福岡県道802号黒木平公園線(グリーンピア八女入口交差点〜国道442号)という名称だった。

1997年 路線名変更

旧・福岡県道802号黒木平公園線を廃止し、路線名と重要な通過地となる場所を延長するような形で新たに路線認定した。但し、具体的な道路区域を行わずに認定してしまった為に実際の終点箇所は不明なまま(て言うか、道路区域は旧・黒木平公園線と一緒)。

通過する市町村について

(福岡県)

合流する国道

撮影日について

スナップショット

 
黒木中学校前交差点・福岡県道802号起点
中学校と言うよりかは中高一貫教育になった輝翔館中等教育学校前からスタート。
見た限りでは拡幅工事が行われたようである。


交差点部分は矢部川を跨ぐような形になっている。
橋を渡ってすぐの分岐路を右へカーブしてからグリーンピア八女に向かう。

 
途中までは非常に勾配のある坂道をつづらを繰り返しながら突き進む。
2車線ながら対向車が全く無いのはグリーンピア八女の繁盛を想定して作られたものじゃないかと。


グリーンピア八女まで4.5km、山中渓谷まで5.5km
グリーンピアと言えば厚生省(厚生労働省)が年金で作ったとされるアレですよ。
経営がヤヴァくなってしまい、「-八女」は黒木町に譲渡されてしまった訳だが。

 
繁盛していた頃はこの附近から渋滞していたそうだが、今はご覧の通りガラガラ。
路面も荒れまくっており再舗装する必要無く放置されている。


時にはこのようにはっきり確認できるサグにも遭遇する。

 
上渡内地区に入ると見通しが良くなり、住居やこの地域でよく見かける棚田が確認できる。
ここまで来ればカーブ・勾配こそキツいが実体区間の終点まであと少し。


グリーンピア八女交差点・福岡県道802号実体区間終点
上渡内地区の頂点に達するこの交差点がr802の実体区間終点となる。
無駄な税金で作ったと比喩されるグリーンピアはここを左折してさらに奥に進むとある。

 

 

 

 

・・・・・・。

 

 

・・・・・・・はぁ??ここで「終わり」ってどういうことよ??

 

解説

この県道の特徴は「黒木大牟田線」と書いてあるのに実際に大牟田市に到達する事無く、グリーンピア八女の入口交差点で終わってしまっているということである。即ち、終点が未確定な不完全道路である。福岡県の告示によればこの先は立花町・みやま市を経て大牟田市に至るような事は記されているが、福岡県側が詳しい道路区域を定めずに重要地点のみを設定したため、大牟田市が終点とは言っても実際にどこの事を指し示しているのかは全く分からない。言い返せば、黒木大牟田線という路線自体が存在しないと言う事にもなるのである(とは言っても実際に福岡県告示によってちゃんと認定されているのだから、県道である事に違いはないのですが)。

基本的に県道と言うのは国道と同様に「起点と終点が地図の世界で結ばれていること」が前提になるはずである。しかし、r802の場合はそうではない。先に重要な経過地点だけを設定してしまい、肝心な道路区域を定めずに旧・黒木平公園線の区域以外を放置プレイにしてしまったため、起点は良くても終点が曖昧のままで終わってしまった。恐らく、この先に続く黒木町の町道(広域農道)も将来は福岡県道に昇格し、立花町の町道やみやま・大牟田の市道または別の県道と重複するような形態で県道区域に設定することを見込んだ上で路線認定を行ったのであろう(多分、グリーンピア八女が繁盛するから、みやま市・大牟田市方面からも容易に施設にアクセスできるように作るとか)。不可解な道路は昨年調査した福岡県道114号前津江星野線の時と状況が似ている。

もう、なんていうのか、福岡県は個性ある県道が有り触れてるような気がするのよねぇ・・・(r114にしかり、r115にしかり、r112にしかり、r70にしかり)。

 
ちなみに実体区間の終点を過ぎるとそこから先は黒木町が管理する町道になる。
恐らく路線区域を完全に確定させる時にはこの道路も県道になると想定できるが・・・。

前のページに戻る