大分県道54号玖珠天瀬線

基本情報

大分県道54号玖珠天瀬線は大分県玖珠郡玖珠町から大分県日田市天瀬町の区間を連絡する県道で主要地方道の形態で扱われている。国道210号の天ヶ瀬温泉一帯に位置する渓谷の北側を迂回するように作られており、途中で高塚愛宕地蔵尊と呼ばれる地蔵尊(神社)と大分自動車道の天瀬高塚IC間を連絡する。起点と終点が同じ国道210号と言う事も考えると迂回路と言うよりも地蔵尊までの連絡路である印象が強く、同時に大分自動車道までのインター線のような道路でもある。

起点 大分県玖珠郡玖珠町(国道210号平川交差点)
終点 大分県日田市天瀬町(〃高塚地蔵尊入口交差点)
総延長距離 ?m
車線数 1〜2車線
1車線区間:日田市天瀬町終点付近
レポの方向 上り線
全体の難易度 ★★☆☆☆(山の中に突然現れる謎の神社・IC)

通過する市町村

(大分県)

合流する国道

撮影日について

※記述上は終点から起点に向かって走行する。

スナップショット


高塚入口交差点
久留米から来た場合は国道210号の道中で専用の入口を確認できる。
が、この交差点とつながる道路はr54ではなく日田市道であり、終点位置ではない。

 
高塚愛宕地蔵尊入口交差点・大分県道54号玖珠天瀬線終点位置
青看を見ると高塚地区に加えて大分道への案内も掲載されている。
こんな山奥を走っていると天瀬高塚ICと衝突するのはかなり複雑。


玖珠川(くすがわ)
筑後川の支流ながら第1級河川である玖珠川を横断する。
交差点は民家が隣接している上に坂になっているので少し見通しが悪い。

 
小学校前を通過するとそこから先はインターへ向けて坂道の繰り返しとなる。
序盤は勾配も緩く整備されているので楽勝。


[大分自動車道]天瀬高塚ICまで3km
馬原地区に入ると丁寧に高塚愛宕地蔵尊に加えてインターまでの距離案内を示す標識が登場。

 
馬原地区の集落を経て再び長い勾配の坂道が出てくる。
この坂はインター及び地蔵尊入口付近まで続いている。

 
山々が切り通していてその脇を県道が通ると言った感じだろうか。


[大分自動車道]天瀬高塚ICまで2.5km
坂道の途中で例の高速入口標識が出てくる。
とは言っても山の中なので本当にインターに辿り着けるかは謎と言うのが第一印象であろう。

  
先ほどの予告案内付近から勾配がよりキツくなる(5%くらい?)
微妙なサグが原因でパワーのない車両は急激にスピードが落ちるので1〜2速で走行する方が無難と言える。


途中で急勾配+急カーブがセットになった極端な場所がある。
インター方面は良いにしても逆方向は事故多発のようなので減速。


滑り台のような急激な坂道をさらに登る。
本当に大分道があるんかいな、と思っていると・・・

 
大分自動車道高架橋
突然、謎の高架橋が現れる。
そう、この高架橋の上には例の大分自動車道が走っているのだ。

 
高架橋を過ぎた先で高塚愛宕地蔵尊付近の物産店前を通過する。
激坂な上に参拝道路からの参拝客の行き来が激しいので速度には要注意。


[大分自動車道]天瀬高塚ICまで200m
大分県玖珠郡玖珠町(くすぐん-くすまち)
物産店のすぐ隣には天瀬高塚ICのランプウェイが併設されている。
こんな山奥なのに突然高速道路の入口が現れるのはやはり地蔵尊の影響からか。


高塚愛宕地蔵尊駐車場入口
[大分自動車道]天瀬高塚IC入口付近
専用の入口道路があるが、この坂道は10%以上もある激坂なので相当根気が必要。
大分自動車道の天瀬高塚ICはここを直進してすぐの交差点を進路変更しよう。

攻略済み道路のご案内:大分自動車道
こんな所に大分道の入口があるなんて・・・

気になったこと

高塚愛宕地蔵尊

 
高塚愛宕地蔵尊境内内部の風景
にっちもさっちもどっちも地蔵だらけ。

この地蔵尊は八世紀頃に高僧行基が諸国巡歴の際に宿り着いた後に東方高塚の里で地蔵菩提の御利益を祈った事が発端とされる。何故かウチのオヤジが大分遠征時に必ず立ち寄る。自分の中ではワンパターン行動になりやすいが、それが逆に参拝をする意味合いでは良い事なのかもしれない。

天瀬高塚IC


インター全体の風景

小さい頃にここに参拝に来ていた頃はまだなーんにも無かったのに、気がついた時には天瀬高塚ICが増設されていた。が、インターの先に位置する代大郎トンネル直前で鳥栖方面側に乗り移って暫定2車線の対面通行になっていたのを鮮明に覚えている(写真は撮ってない)。高校までは確かに2車線で通していたのを覚えているが、専修学校卒業後に訪れた時にはいつの間にか4車線になっていた。ド田舎にインターチェンジが堂々とあるのもなかなかオツなもんである。利用者は大型連休時や盆正月の際は大渋滞を引き起こすが、それ以外の時は別にそこまで無い訳で・・・。

「天瀬高塚IC」の名称について

元から日田市天瀬町にもインターチェンジが出来るように計画されており、開通前の仮称も「天瀬」となっていた。開通時に「天瀬高塚」と改題されたのは地蔵尊へのアクセスを安易にする為に名付けた・・・・と考えがちだが、それは違うと思う。最初の用地調査・用地買収の段階はまだ計画に過ぎないので適当に「天瀬」でも通用したんだろうが、実際にそこにインターを造ろうとした時に玖珠町も跨っていたので開通した時に「天瀬玖珠」としようとしたが、その次のインターチェンジが玖珠町役場に近い玖珠ICだったので「天瀬玖珠」だと「ここも玖珠インターである」と誤解される為に意図的に高塚地区の名前を刻む事で誤解回避を実現したと言うのが正しい見方であろう。その筋で見るならば「天瀬玖珠西」でも良かったかもしれないが、取り分け高塚愛宕地蔵尊の影響力がある為に「高塚」でフォローするのも問題無かったと言えるかもしれない。

元から当時の日本道路公団(今のネクスコ西日本)が高塚愛宕地蔵尊が有名な場所なので「高塚」を入れようという作戦もあったんだろうとは思うが、それならば「高塚地蔵尊」と言う名前も刻むだろうから、やはり前者の方が正しいと言える。

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