国道263号
基本情報
国道263号は福岡県福岡市と佐賀県佐賀市を結ぶ国道。福岡市と佐賀市はいずれも県庁所在地がある自治体であるために全国でも珍しい県庁所在地間を連絡する国道である(以前からある訳ではなく、2005年の佐賀市合併により実現したものである)。全区間に渡り、昔の早良街道を踏襲したルートになっている。
佐賀市三瀬村に位置する三瀬峠は国道263号最大の難所であったが、後に開通した三瀬トンネル有料道路により積雪・凍結時の通行規制がある程度緩和されている。
佐賀市の中心街は4車線が確保された道路ではあるが、対する福岡市側は2車線道路で特に福岡外環状道路の通る早良区内は終日を通して大変渋滞が発生する区間である。その一方で早良区南部に入ると急激に脊振山脈が迫ってくる為に状況の変化に応じて慎重な操作を繰り出す必要があることは注意したい。
| 起点 | 福岡県福岡市早良区荒江(荒江交差点・国道202号交差点) |
| 終点 | 佐賀県佐賀市(国立病院前交差点・国道264号/国道34号/国道203号交差点) |
| 総延長距離 | 46.0km |
| 指定区間 | 指定区間は存在しない |
| 車線数 | 2〜4車線 |
来歴
1963年4月1日 二級国道263号福岡佐賀線として認定
1965年4月1日 道路法の改正に伴い一般国道263号と名称変更され現在に至る。
通過する市町村について
(福岡県)
福岡市早良区
(佐賀県)
佐賀市
合流する国道など
国道202号(起点)
国道202号福岡外環状道路
福岡高速道路5号線・野芥出入口
国道323号
長崎自動車道・佐賀大和IC
国道34号(終点)
国道264号(終点)
道路管理者
起点〜福岡県・佐賀県境界:福岡市(政令指定都市)
福岡県・佐賀県境界〜終点:佐賀県佐賀土木事務所
三瀬トンネル有料道路:佐賀県道路公社
撮影日について
2007年4月26日:イントロとして佐賀市内の一部区間を撮影
2008年5月25日:全区間走行(三瀬峠区間は有料道路で迂回)する事によりほぼ完走
道の駅情報
道の駅大和
佐賀市大和町にある道の駅で嘉瀬川を挟んで北側にある。
| 駐車場 | 普通:45台 大型:8台 身障者向け:2台(合計55台) |
| 休館日情報 | 1月1日 |
| 売店 | そよかぜ館 AM 9:00〜PM 6:00 |
| 情報案内 | パンフレットの配布・モニタによる情報案内のみ |
スナップショット
佐賀市〜佐賀市大和町
国立病院前交差点・国道263号終点位置・国道264号起点位置
長崎街道を踏襲した国道34号と衝突する国立病院前が終点位置である。
ここから国道34号へ向かうには高架橋に並行する一方通行道路を連絡する必要がある。
佐賀県警察学校前
この段階で長崎道の電光掲示板が設置されているが、
実際の佐賀大和まではまだかなり離れている。
ご覧の通り、佐賀市の中心部に近い場所にあってか交通量はかなりのもの。
中央分離は特に仕切がないのでその気になれば転回できそうだが、禁止されている。
直線路から背振山地が刻々と迫ってくるのが何となく感じられる。
佐賀工場団地前交差点
ここで旧道と接続する。以前はここから2車線道路に変化していた。
佐賀市大和町支所方面等、用がある他はこのままバイパス路を進んだ方が便利。
旧道区間は国道指定から外されていない。
旧道をパスするバイパス区間を直進すると交通量も少し少なめに感じる。
同じ佐賀市内でもチョッと進んだだけで田園地帯に入ってしまうのは珍しく感じる。
佐賀県佐賀市大和町(さがし-やまとまち)
大和町は2005年の市町村合併で佐賀市に編入されたために消滅した自治体。
元が佐賀の近郊に位置する町だったためか、交通量は平日にしては少ない。
4車線確保されていながらも少し閑散とした雰囲気が漂う。
佐賀大和ICまで1km・あなたこそ裁判員!
この真上を通っているのは佐賀市の周囲を1周する外環状道路。
(あおこ)裁判員制度って・・・・・私、人を裁けるんかいな(´・ω・`)
尼寺橋北交差点
この交差点でバイパスを橋で渡らせている佐賀県道48号外環状線と接続する。
小城市・神埼市方面はこちらからどうぞー
背振山地もここまで来ればだいぶ間近に迫っていると感じ取れる。
佐賀市大和町の総合支所はこの付近から進路変更する。
佐賀大和IC南交差点
この交差点で旧道と接続する。また、少し先に進めば長崎道の入口と接続する。
ここまで見ると佐賀市街までのインター線のような感じがしなくもない。
[長崎自動車道]佐賀大和IC
旧道と接続した直後に長崎自動車道と接続する。
佐賀市中心街に最も近い場所にあるだけに利用者は長崎市街に次いで多い。
道の駅大和まで2.5km・対面通行区間
健康センター前でそれまでの片側2車線区間が終了して対面通行に変化。
佐賀大和ICと佐賀市街を結ぶ場所までがバイパス、と言った感じか。
国道323号重複区間終点
2車線区間を経て少し北上すると嘉瀬川を横断する赤い橋梁と接続する三叉路と合流する。
ここまでが国道323号の重複路線で、R323は対岸に渡って唐津方面に抜ける。
お乗換えのご案内:
佐賀市大和町〜佐賀市三瀬村
国道323号と別れた後は嘉瀬川の北側を走行する。
福岡市中心街に直で向かえる事から写真に反して意外に交通量は多かった。
道の駅大和
国道263号唯一の道の駅で高速道路からもそれ程離れていない為に利用者は多い。
対岸の国道323号と比べると同じ嘉瀬川を並行している割には直線路になっている場所が多い。
整備の状態はR323とほぼ互角と言った感じ。
梅野地区で水力発電用の大堰を通過。
大堰を過ぎた辺りで北側に見える背振山地が見え始める。
梅野地区をさらに北に進んだところで国道323号に戻れる交差点と合流する。
国道323号との並行区間は写真の交差点までで、ここで福岡か唐津かの2方向に分かれる。
国道323号並行路線と別れた後は背振山地へ向けて走行するが、
最初はご覧のように長い直線区間が続く安定した道路。
三反田交差点
佐賀県道209号との交差点で富士方面に向かうと先程の国道323号・熊の川温泉方面に至る。
松瀬地区に入った所で三瀬方面に向けた急勾配の続くバイパス区間に入る。
地図で見る限りでは旧道があるようで、少し東側に細い路地がある。
福岡方面側は急勾配に配慮して登坂車線が用意されていた。
バイパス道路になっている現道は高架橋を通じて押し通している場面もある。
一旦は片側1車線の対面通行になるが少し登って再び登坂車線が復活。
その後、柚ノ木地区→松瀬地区に向かう道中で再度片側1車線となって向合峠を目指す。
ここまでの区間でも激しい勾配になっており、同じ佐賀市と言っても平野部の市街地とは到底思えない。
松瀬地区の森林地帯を過ぎて向合峠に差し掛かる所で少し視界が広がる。
山道で白破線の続く道路ながら福岡方面からの車両がとても多く感じられる。
向合観音峠・佐賀県佐賀市三瀬村(さがし-みつせむら)
峠の頂点に達した所で旧・三瀬村の領域に入る。
三瀬村も大和町同様に2005年に佐賀市と合併する事で消滅。
三瀬ルベール牧場どんぐり村
高原地帯に位置する広域公園で昔はよくここに遊びに来たモノですた。
どんぐり村を過ぎて再び森林地帯を彷徨う。
森林で覆われた状態でカーブが断続しているので見通しは悪いほうだった。
21世紀県民の森へ抜ける佐賀市道を過ぎて急勾配ながら見通しの良い坂道を下る。
真正面にはいよいよ福岡方面に抜ける、背振山脈が見え始めた。
池田交差点
案内に吉野ヶ里遺跡公園とある通り、神埼市方面へ抜ける佐賀県道21号と接続する。
神埼・筑後地方からどんぐり村・県民の森へアクセスするには県道の方が近い。
佐賀市三瀬村〜福岡市
佐賀県道39号交差点
案内に北山国民休養地とある通りこの県道から県民の森方面へ向かう事ができる。
また、途中で道幅は狭くなるが、ここから国道323号に戻ることも一応可能。
佐賀市三瀬支所周辺の市街地は急カーブが連続しており追越禁止に指定されている。
黄色線区間は実に佐賀市大和町のバイパス道路入口以来。
佐賀県道275号交差点
手前の案内に県民の森と書いてある通りここからでも自然公園及び古湯地区方面へ抜けられる。
先程までの急カーブ連続地帯は南側にあるゴルフ場を迂回する為に作られているようだった。
三瀬トンネルまで2km
この標識が見えると例の三瀬峠・福岡市街もだいぶ近づいたと実感できる。
誘導標識の前後は森林地帯になっており急カーブと若干幅員の狭い道が連続している。
佐賀県佐賀市富士町(さがし-ふじちょう)
佐賀県道299号交差点の手前で以前の国道だった場所と切り替わる。
標識には無いが、この附近でごく僅かに佐賀市富士町の領域に入っている。
三瀬トンネルまで1km・佐賀県佐賀市三瀬村
三瀬TNの案内標識で再び三瀬村の領域に戻り、切り替わる前の旧道と接続する。
三瀬トンネル有料道路までの連絡路にあたる三瀬地区は幅員面で十分に余裕が確保されている。
三瀬トンネルを経由してきた(と思われる)福岡ナンバーの車両を多く目にする。
三瀬トンネル有料道路終点位置
このまま直進すると有料道路区間を経て反対側の福岡市に入る。
料金面で不都合がある場合等はここで旧道に乗り換えて峠を越える事になる。
※有料道路の三瀬トンネル有料道路レポートは「Toll & Bypass.」をご覧下さい。
福岡市内
福岡県に突入!福岡県福岡市早良区(ふくおかし-さわらく)・福岡市管理区間
三瀬峠を経て反対側の福岡市に突入した・・・・が、一見した限りでは市に入った感じはしない。
写真では分かり辛いが福岡市側は佐賀市と異なり非常に厳しい九十九折になっている。
幅員や半径も異様に小さく大型車は愚か普通車ですら通行し辛い。
厳しい九十九折区間を曲がる途中で建設が進む三瀬トンネル道路の第2期工事現場を見かける。
開通すれば先程の急カーブ地帯をループ線で回避する為に通行が大幅に軽減されるはず。
一旦停車時からループ線の高架橋を見渡す。さすがダイナミック・・・・。
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ループ線が建設される場所の多くは極端な高低差があり、用地の取得を最小限に抑える観点から開発されることが多い。鉄道の世界ではこれに加えてスイッチバックを併用して行う場所もあるようである。2008年現在では福岡県内にはループ線になっている箇所が1つだけあり、筑後市の鹿児島本線を跨ぐ陸橋が2連続ループ線になっている。従って、三瀬トンネル有料道路の延伸が完成すれば県内に新たなループ橋が誕生する事になり注目を浴びる事であろう。 [九州地方のループ橋] |
三瀬トンネル有料道路起点位置(予定)
二段目のループ橋の真下にあたる場所で写真の位置あたりに交差点が完成する予定。
野河内大橋
九十九折区間を過ぎて高架橋で谷間を横断する。
高架橋の入口附近に昔の国道と思われる旧道が残されていた。
高架橋の先で180度カーブが登場するが九十九折区間はそこで終了。
その後は右写真のような緩い坂と小刻みカーブが連続している。
曲渕小学校前交差点・福岡県道56号重複区間
曲渕地区に入り前原方面に向かう福岡市縦貫型の県道56号としばらくの間重複する。
曲渕地区を進むと福岡市の水瓶になっている曲渕ダム周辺を通過。
国道385号の時にあった南畑ダムの時と異なりこちらは極端な九十九折区間は存在しない。
曲渕隧道
曲渕ダムの付け替え区間をフォローするトンネルで国道263号全体では唯一の無料で走れるトンネル。
曲渕ダムの水門附近を通る場所に隧道に切り替わる前の旧道が残されている。
西新まで13km、荒江まで11km、野芥まで6km
早良区の主要な地域を現した距離案内標識であり、最大の中心地である西新までは13キロもある。
早良区も結構デカいのだが、1982年までは西区の一部に編成されていた。
曲渕地区から早良地区にかけては室見川と並行して緩い坂を下っていく。
この周辺は山だらけだが前原・佐賀方面に向かう車両も含めて意外に交通量は多い。
内野大橋交差点・福岡県道56号重複区間終点
内野地区にある内野大橋交点で約5キロ程続いてきた県道との重複路線は終了。
この地点で平坦な市街地の風景が広がっており、この交点を境に国道の雰囲気は大きく変わってくる。
内野交差点
福岡県道558号との交差点で旧・早良街道の分岐点になっている。
室見川もここから県道の方に並行しており、団地が広がる四筒・田村地区方面へ向かう。
早良平尾交差点
福岡県道136号の起点になっている場所で室見川を横断してすぐに斜め右が県道。
狭隘区間の多い県道56号内野団地地域をカバーすることにも利用できる。
入部地区に入ると先程までの山岳風景から一転して平坦な農村地帯が広がる。
日曜日に撮影したモノだが、平日だとこの附近から大渋滞を引き起こすようになる。
東入部地区から重留地区に入って並木通りを走りつつ福岡方向の渋滞に巻き込まれる。
野芥交差点
福岡市を横断する福岡県道49号との交差点に差し掛かる。
野芥地区を走るこの付近は環状道路の整備に伴って住宅街が大きく変化しつつある。
[西九州自動車道]唐津・前原方面200m先左折
この場所から西九州道の案内が見えるのは後述にある国道202号環状道路のおかげ。
[福岡高速道路5号線]野芥口交差点
福岡市の南側を迂回する国道202号外環状道路と接続している。
また、2008年に目出度く開通した福岡高速5号・野芥出入口はこのすぐそば。
野芥口交差点から荒江までは城南区とほぼスレスレの場所を素通りしている。
この西側には過渡期に建設された団地(星の原地区・干隈地区など)が密集している。
干隈三叉路交差点
福岡市道と接続しており城南区の主要地域を経て南区の野間地区方面にいたる。
福岡大学の近くを通過する為なのか「福大通り」と言う愛称がある模様。
野芥口から荒江までは西新・藤崎地区方面側で片側2車線指定。
干隈地区から飯倉地区に向かう事で段々とアパートや団地が密集するように。
荒江交差点・国道263号起点位置
すぐ近くに交通の要と化する原地区、直進で早良区の中心街である西新・藤崎・百道方面に、
交差点から天神方面に向きを変えた直後で城南区の領域に入る。
お乗換えのご案内: