北薩横断道路(国道504号)

基本情報

路線概要

北薩横断道路(ほくさつおうだんどうろ)は、鹿児島県霧島市と出水市の区間を結ぶ地域高規格道路(高速道路)の名称で、1994年に計画路線に指定された。九州自動車道の溝辺鹿児島空港ICと南九州西回り自動車道・島原天草長島連絡道路を連絡する全長約70kmの高速道路であり、今のところは霧島市〜さつま町を結ぶ野坂IC〜永野IC間及び出水市の中屋敷IC〜高尾野IC間が暫定2車線で供用されている。

全区間が国道504号線に指定されており、計画路線部分を除けば殆どが山間部を通る。しかも暫定的に一部区間のみが開通しているため、国道504号を出水〜霧島間を平行していると狭路の区間で尚かつド田舎な場所で突然高速道路が始まると言った摩訶不思議な雰囲気を体感できる。

鹿児島県が建設・管理する道路であるため、全区間無料で通行することが可能である。

撮影日時

今後の予定

鹿児島県管理区間:

現段階で新規に開通が予定されている区間は今のところ無いが、永野IC〜さつまIC(仮称)方面の延伸工事は進んでいる。

スナップショット

北薩空港道路

霧島市の溝辺鹿児島空港ICで降りた後に出水市方面に向かっていると、旧・横川町の野坂地区で突然[国道504号]と書かれた自動車専用道路への案内を促す標識と交差点に遭遇する。そこからさつま町の永野地区にある永野ICまで暫定2車線で供用された自動車専用道路・北薩空港道路を通行する。

野坂・永野いずれのインターチェンジも周囲には娯楽施設などは全くなく山の中の田舎にある。その為、何も知らずに国道を利用する者が「どうしてこんな所に高速道路があるの?」と疑問に感じることが多いのだ。

  
旧・横川町の国道504号風景。
一見した限りでは典型的な追越し可能2車線道路。

 
野坂地区に差し掛かると突然「国道504号」と書かれた標識を目にする。


[ ]野坂IC
国道は右折だがその先は自動車のみ通行可能な自動車専用道路。
該当しない車両や人の通行は旧道区間(直進)を通行することになる。

野坂IC

プロパティ:

 

左:現段階の標識
右:延伸後の標識予想

今のところは霧島市街・鹿児島空港方面に伸びてないので標識も終点を促す表記に留まっている。

  終点 速度落せ
所在地情報 鹿児島県霧島市横川町
主な道路 国道504号(旧道)
ICの構造 連絡路一体型
周辺情報 霧島市街・鹿児島空港・溝辺鹿児島空港IC方面


ランプを突き進むとそこから先はお約束の高速道路区間に・・・。

 
北薩空港道路・起点
よく見ると「この先対面通行」と書かれた標識が。そう、ここは高速道路なのだ。

  
暫定2車線ながら交通量はそこそこ多い。
旧道区間は道幅はそれなりにあるようだが、急カーブが多いように見えたが新道はご覧の通り一直線。


永野ICまで3km、宮之城まで19km
いつになったら宮之城地区まで延伸するんだか。


鹿児島県薩摩郡さつま町(さつまぐん-さつまちょう)
薩摩郡の宮之城町・鶴田町・薩摩町が合併して出来た新しい町名。
高速道路らしくカントリーサインまで用意されているのだ。

 
永野トンネル(長さ:172メートル)
200m未満のトンネルも高速道路と全く一緒。フォントも高速道路と同一なのだ。


高速道路らしく非常電話もしっかり完備されている(電話できるかは謎だが)。
あくまでも一般道路であることを示すため、国道の標識もちゃんと立っている。


永野ICまで500m

  
[ ]永野IC・北薩空港道路終点
北薩空港道路自体の高速道路区間は今のところここまで。

永野IC

プロパティ:

 

左:現段階の標識
右:延伸後の標識予想

今のところはさつま・出水方面に伸びてないので標識も終点を促す表記に留まっている。

  終点 速度落せ
所在地情報 鹿児島県薩摩郡さつま町
主な道路 国道504号(旧道)
ICの構造 トランペット型
周辺情報 さつま町方面

個人的な感想

最初、突然はじまる高速道路を見た時(゚Д゚)ハァ?なんでこんなところでイキなり高速道路?」と思った。恐らく用地買収等が行いやすい田舎部であることや旧道区間が狭隘(急カーブ・急勾配・悪路・狭路)である事態を解消する為、そして何よりも出水市と霧島市の鹿児島空港との相互利用を実現させるためにこのような高速道路ができたのだと思っている。実際にインターチェンジ周辺を見ても家がボチボチあるくらいで後は山と田んぼだらけのド田舎である。しかし、永野IC〜さつまIC方面の延伸工事は着々と進んでおり、開通すれば旧道部分の狭隘区間もいずれは解消されると思う。現段階では本当に利用価値があるにしても場所が場所で困惑する高速道路だが、そのうちは南九州道との連絡も兼ねた南九州の連絡道路が完成してまた一つ利便性が高まりそうである。

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