関門国道トンネル(国道2号)

基本情報

関門国道トンネルは山口県下関市と福岡県北九州市門司区の区間を結ぶ有料道路で本州と九州の間にある関門海峡を1本の海底トンネルで通している。1958年に開通した非常に歴史深い道路で吊り橋で通している関門自動車道と同様に本州・九州の連絡には必要不可欠である。この有料道路は道路整備特別措置法と呼ばれる法律により、維持管理の観点から料金の徴収に対して期間は設けられておらず永久に有料のままである。開通当初から日本道路公団が一貫して運営管理してきたが民営化後はそれらの業務を西日本高速道路に移管した。

関門国道トンネルのうち、車道と人道はそれぞれ別の場所に単独で建設されており、車道側では人や軽車両の通行ができない。従って人や動物・軽車両がトンネルを利用する場合は車道側から離れた場所に位置する関門人道トンネルを経由することになる。人道側のうち、人やペットの通行は無料だが軽車両が通る場合は20円必要になる。


トンネル内部はISO 1600と言う最高感度に設定して撮影し直しました。

通行料金

普通車 150円
大型車T 250円
大型車U 400円
軽自動車 100円

以前まではこれよりもやや割高な料金だったが、日本道路公団民営化後の2006年4月1日に採算・維持管理の観点から見合った料金設定に変更されたために現在は上記のような料金になっている。

NEXCO西日本が管理する有料道路だがETCによる無線通行は一切出来ない。これは料金所と各出入口及びトンネルの間隔が非常に狭く、ETCに移行した際にトラブルが生じたりした場合にかえって渋滞が悪化する懸念があるために意図的に設置していない(と言う事です)。

トンネルについて

関門国道トンネルの長さは3,461m。このうち海底部分は780mある。海底の道中で山口県と福岡県の県境を通過する。本州側は中国自動車道・関門自動車道の下関ICと接続しているため、関門国道トンネルが通行止めになった場合は関門橋が迂回道路として使われる。

撮影日時について

スナップショット

関門国道トンネルはあくまで国道2号の有料道路である。よって九州地方には国道2号線が存在しない事はない。サービスエリアで貰う地図や「奔放」に掲載されている地図では一見した限りでは全部が国道3号のように見えるが関門国道の福岡県側とその先の門司区の一部ではしっかりと国道2号が通っている。広域地図で確認するのではなく、できるだけ近距離の地図で把握する方がより鮮明に分かるであろう。

ちなみに、国道3号線は全区間が国土交通省整備の指定国道のように思われがちだが、門司区と小倉北区の一部区間は指定区間から外されており、その区間は北九州市が独自に整備を行っている模様である。

 
関門国道トンネル福岡県側料金所
ここで通行料金(普通車の場合は150円)を払う


関門国道トンネルの料金所手前には人道入口の案内標識があった。
人道用のトンネルはめかり神社前にある。

こう一見した限りではNEXCO西日本の管理する有料道路であるためにETCによる無線通行ができるように見えるが、料金所の狭隘さの都合により、関門国道トンネルはETCを利用する事ができないようになっている。

なお、門司側の管理事務所にはかつて門司PAと言う自動販売機とトイレ休憩ができる施設が用意されていたが、管理事務所の駐車場と実質一体化していることや、 民営化した後に採算が取れないと言う理由で人道側の下関PAと同時に廃止された(残念ながら、道めぐり初期に撮影した自動販売機のあった頃の写真は無くしてしまった為にこの点はご了承頂きたい)

さあ本州へ向けて出発だ!

 
関門国道トンネル(門司側入口・長さ:3.461メートル)
福岡県側は何と言っても、フグの口をした入口が特徴的。
断面が四角形になっており、トンネルに入る段階でやや窮屈に感じる。

 
最初は上下線共に海底方向に向かう関係で左カーブになっており、
その後、ある程度下って海底部区間に突入する構造になっている。


関門国道トンネルの中間点にあたる場所に差し掛かる。
天井と床の高さが狭い関係で中間部分がはっきりと窪んで見えるのが分かる。

 
山口県に突入!山口県下関市(しものせき-し)
残念ながら撮影に失敗した為に、厳密はここが県境ではないのだが便乗して掲載。
平面な場所から今度は上り坂となっている様子がはっきりと確認できる。
実際の県界は下関市側の坂道と平面場所になっているあたり。

実際の県界は平面となった場所に対して下関側の坂道が始まろうとするあたりになっており、その場所には壁に「山口県←→福岡県」とタイル状ではっきりと描かれている。実際にここを撮影するのは極めて困難で、関門国道トンネルを使用して本州へ向かう場合に何度もチャレンジして撮影を試みるが、どうしても県界の位置がはっきりと掴めない事(坂になっている、交通量の多さで確認しづらいことなど)が相まって県界の写真が撮れずにいる。

 
100m単位で壁に番号が振られており、番号が小さくなる程下関市方面に向かっている事を指す。
合計で3,460m近くあるため、門司側の最終番号はたしか「46」じゃなかったかな、と。


下関側に入って、今後は上り右カーブとなり地上へ向かう。
本州・九州を結ぶ海底トンネルとあって交通量が極端に多いことに圧倒される。


カーブを過ぎて再び上り直線。
交通量が少ない状態でアタックした場合にはこの場所(170m地点)からでも出口が見える。


下関側についに突入した。いよいよ本格的に本州の地へ足を運ぶ事になる。
門司側の時と異なり、入口の地点で急激な勾配になっているのが分かる。


関門国道トンネル起点位置
門司側ではここで市街地へ向かう分岐点に差し掛かる。
山口市・広島県・高速道路入口方面はここで何も考えずに右方向へ。

攻略済み道路のご案内:

なぜか毎回ここで「下関市街」を選択してしまい、誤って山口県道258号武久椋野線の方向に向かってしまう(しかもいつの間にかクセがついてしまい、国道2号方面に向かえない)。元々この付近は下関ICと隣接して作られている事や目の前が関門海峡で用地に余裕が無かった事が重なった関係で、非常に複雑な出入口となっているのが最大の要因であり、実際に地図で見ても極めて複雑な構造になっている(門司側から関門国道TNを利用して下関ICを利用する場合は、一旦山口県道57号下関港線に出て、直後に隣接する下関IC入口に入ると言ったステップが必要になる)。最初のうちは進入だけでも非常に手間を取るのは言うまでもないため、標識に掲載された案内に十分注意して進路変更を行うべきだろう。