松浦バイパス(国道204号)
基本情報
路線概要
松浦バイパスは長崎県松浦市に位置する国道204号のバイパス道路である。
かつては長崎県道路公社が管理する一般有料道路として供用されていたが通行料の低迷で債務返済が思うように進まない状態になった。このため長崎県による出資金の免除や松浦市・道路公社の内部留保金で繰り上げ償還することにより無償解放された。利用者の低迷による税金投下による無償解放となった道路だが、松浦市の市街地をバイパスする役割を果たしており、無料開放による今後の活用を期待したい。
なお、現在計画が進む西九州自動車道・松浦ICはこのバイパス道路のすぐ脇に建設されることが予定されている。
撮影日時
2007年11月27日:松浦バイパスの完全走破達成
道の駅情報
道の駅松浦海のふるさと館
松浦バイパス終点に隣接する道の駅で木造設計が特徴的な施設。松浦市は日本では屈指の水産都市であり、海のふるさと館と言う名称の通り魚介類の販売(アジ・サバ等)を重点的に行っている。平戸市・伊万里市の丁度中間にあたる場所で一服するには最適な場所と言える。ちなみに道の駅として登録・昇格したのは2005年8月10日のことであり、バイパスが無償解放されたのは2006年4月1日。有料道路時代の道の駅は僅か半年しか無かった事になる(しかも東脊振トンネルと同様に料金所を通過する必要なく利用できた)。
| 駐車場 | 普通:58台 大型:6台 身障者向け:4台(合計68台) |
| 休館日情報 | 1月1日 |
| 売店 | 海のふるさと館 AM 8:30〜PM 7:00 |
| 公式サイト | 国土交通省紹介ページ |
スナップショット
松浦バイパス起点
青看を見ると確かにどちらの方向も平戸市方向に向かえる。
右折して工業団地方面へ向かうのがバイパス道路である。
右折しようとした瞬間に踏切が!!気をつけて!
伊万里市以降のR204は松浦鉄道・西九州線が並行して走行している。
海沿いには工業団地が広がっており、それを回避するかのように直線道路を走る。
今日はあちこちで工事が行われていた。本当に工事日和ですわねぇ。
ちなみに西九州道・松浦IC(仮)はこの附近に建設される予定。
道の駅松浦海のふるさと館まで1km
道の駅を利用するには、まず伊万里湾に位置する海を渡ってから。
松浦バイパス本線料金所跡
料金所がかつて存在したコンクリ舗装の道を通過する。
ゲート及び料金収受ブースがあったようだが今は単にゼブラゾーンがあるだけ。
示佐川に掛かる橋を緩やかに右カーブで移動して終点に到達する。
右手に九電の火力発電所が見えますよ。
道の駅松浦海のふるさと館
国道204号の道の駅としては佐賀県唐津市で登場した桃山天下市以来。
木造式のトイレが少しツボにハマった(笑)。ひとまずスタンプを押すために停車。
松浦バイパス終点位置
松浦市街をバイパスする旧・有料道路の旅はこれにて閉幕。僅か2キロ程度の短い旅だった。
それにしてもバイパス道路の割にはあまりにも少なすぎないか・・・?
個人的な感想
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訪問したのが平日だった事もある為、土日・祝日ではまた交通量も違ってくるだろう。しかし、無償解放された現在でも松浦バイパスの利用者数は壊滅に近い状態でバイパスの役割を殆ど果たしていないように感じたのは驚きである。元々開通した当初は松浦市及びその周辺一帯が十分に繁栄しており将来に渡って債還ができると判断されたからだろうと思うが、時代の変化により利用者が低迷し債務返済が困難な赤字路線に変化していったのであろう。また、バイパス道路の役割を果たす道路ではあるものの、実際は松浦市街を経由しても所要時間に大差が無い事や、有料道路時代はそれに100円(普通車・当時)が必要であることを考慮しても料金を払うことに対するプラス効果がイマイチ現れないのが引き金になったのであろう。 十分に見合った交通量が見込めず、結局は長崎県・道路公社・松浦市からの税金投入で繰り上げ返上→無償解放となった訳だが、採算が取れずに無償解放が危うい道路に対するこの判断は市民の道路走行の選択をさらに広げると共に西九州沿いに位置する平戸市方向へのシームレスな移動をより柔軟にさせると期待できる。長崎県及び関連団体の英断を評価したいところである。 |
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