三瀬トンネル有料道路(国道263号)

基本情報

三瀬トンネルは福岡県福岡市早良区から佐賀県佐賀市三瀬村に至る全長3.4kmの有料道路。国道263号は佐賀市と福岡市を結ぶ主要幹線道路だが、道中で遭遇する標高580メートルの県境・三瀬峠は冬場になると積雪や路面凍結が非常に発生しやすい上、急カーブ・急勾配という山間部独特の悪状況から交通には大きな障害になっていた。それらの問題を解決する為にトンネル工事が行われ、昭和61年から供用が始まっている。

通行料金

普通車 250円
大型車T 360円
大型車U 870円
軽自動車など 150円

頻繁に利用する車両向けにお得な回数券制度が用意されている。

第2期工事について

トンネル開通後は交通量が増大した国道263号なのだが、福岡県側は急勾配・急カーブが相変らず残ったままになっており、大型車の通行には非常に不利な状況である。これらを解消するため、急な地形をループ橋の形で通行しやすいように改良する第2期工事が現在進んでいる。順調に進んだ場合、平成21年頃の供用を開始する予定。

スナップショット


三瀬トンネル有料道路まで1km・佐賀県佐賀市三瀬村(さがし-みつせむら)
国道263号を福岡方面に北上する途中で入口を示す標識がチラホラと現れる。


三瀬トンネル有料道路終点位置
旧道は実際の有料区間の一部に含まれている為に、本当にここが終点かと疑いたくなるところ。
ただ、路面舗装が標識の前後でプッツリと分かれている為に一応ここが境界と見なす事はできるだろう。


電光掲示板
撮影当時は第2期工事が未完了だった関係で電光板が稼動していなかった。
福岡市側の連続ループ橋が開通した暁にはこの機械も動作するであろう。

 
旧道分岐点
有料区間に入った直後に三瀬峠を経由する旧道との交差点に差し掛かる。
三瀬峠を経由した場合は無料だが、その分辛い九十九曲が待っている。


やまびこロード・三瀬トンネル有料道路
佐賀県道路公社管内で見かける例のカントリーサイン。
三瀬トンネルは三瀬峠固有の山彦をイメージしたモノが描かれている。

 
スタートして約500m程度で料金所・三瀬TNの入口に差し掛かる。
が、終点側から来た場合は料金所手前で休憩所を利用する事が出来る(後述)。


三瀬トンネル有料道路本線料金所
トンネル直前で料金所に遭遇。ここで普通車250円の通行料金を支払う。
トンネルを抜けると福岡市内と言う事から東脊振TNの時よりも交通量が多い。


料金所を過ぎた先で在福ラジオの周波数情報が掲載された標識が。
ラジオを聴取するのを強要するのは聴取率狙いでしょうか?(笑)

[福岡市におけるAMラジオの周波数情報]

 
三瀬トンネル(長さ:2,407メートル)
政令の上では一応福岡市と佐賀市を一気に跨ぐ、三瀬峠の難所を克服するトンネル。
距離も2.4km程はある長距離トンネルで確かにコレは便利。


終点からだと少し進んで急勾配に近い坂道に差し掛かる。
そこからさらに少し進んで福岡県と佐賀県の境界を素通りする。


福岡県に突入!福岡県福岡市早良区(ふくおかし-さわらく)
トンネル内部なので福岡市に入ったと言われてもさっぱり・・・・に感じる人も多いかも。
写真の位置附近に小さく「ここから福岡市」と書かれた標識が設置されている。


福岡市に入った後も急勾配の続く坂道が断続。左カーブに入った所で出口へ。

 
三瀬トンネル有料道路起点位置
三瀬峠の福岡県側にあたる部分に出た後、旧道と接続する福岡市管理の国道と接続。
真正面で例の九十九折が始まるが、2009年度の開通を目指したループ線の工事が進んでいる。

と言う訳で、2009年度のループ線の開通時にまた会いましょう!!

三瀬トンネル有料道路を見極める

コノ料金所ヲ見ル。- 三瀬トンネル有料道路編

「高速道路の旅」の「Another View」内で登場した例の料金所をじっくり見る料金所めぐりの三瀬トンネル有料道路編である。まあ、おらんとは思うだろうが、料金所に萌えて(;´д`)ハァハァする「トーキー」(Toll Rookie)な人に対応する為にあれこれ見てみよう。


三瀬トンネル自体は昭和61年に完成した為に屋根のつくり等は少し昭和チックな感じが。


料金所ブースは緑と白を基調にした「やまびこロード」の配色設定。
緑色は個人的に好きな色で他の山々と調和した雰囲気があってイイネイイネ(・∀・)


回数券販売所を含めた管理事務所の雰囲気もガッチリとした趣のある施設。
茶色い色むらのある敷板を見てもやはり昭和末期の印象を受ける。

徒歩での到達のし易さ ★★★★★
無料の休憩所と隣接している為に難しいも何もない。
有料道路の雰囲気 ★★★★☆
有料道路である事に違いは無いものの、自然と調和した雰囲気と少し昔のモダンな感触がある影響で若干ながら雰囲気の評価は下がるものと思われる。
施設 ★★★★☆
昭和の趣がある程度残された、少しレトロな施設。
料金所の秘境度 ★★☆☆☆
反対側に達すると福岡市な場所である故に、場所的には佐賀市とは言うものの、殆ど佐賀市に入ったと言う感触があまり感じ取れない。ましてや、峠の手前にあると言う事も含めれば若干秘境度は高い。が、やはり交通量が半端じゃない事を踏まえるのであれば、2点程度が妥当な評価点だろうか。
撮影のし易さ ★★★★★
総合点数 20ポイント
個人的な評価 三瀬峠自体がいわゆる福岡市街と佐賀近辺の連絡道路で、昔からの早良街道だった事も兼ねて交通量が多い訳であって、有料道路を使用する上での価値は東脊振トンネルや福岡県内における例の冷水道路と比べればかなり大きい。が、純粋に料金所「だけ」を見てみれば整備された自然とうまく混ざっていて良いじゃな〜い。

休憩所探訪

佐賀県道路公社が管理する有料道路では料金所に隣接する形で無料の休憩所が用意されている。つい最近開通した東脊振トンネル有料道路にもあったアレですな。


本線と旧道の隙間を利用して規模の小さいパーキングエリアが併設されている。
トイレと自動販売機、公衆電話がある、まあ一般的な休憩所といった感じか。


自動販売機は飲料水だけ。コカコーラ・ネスカフェ・伊藤園の3社。


佐賀県道路公社が管理する有料道路が紹介された看板がある。

[佐賀県道路公社が管理する有料道路]

このうち、「かささぎロード」と呼ばれていた鳥栖筑紫野道路(福岡県道・佐賀県道17号久留米基山筑紫野線)は2007年5月を持って無料開放。また、「あじさいロード」と呼ばれていた国見道路(国道498号・前身は長崎県道・佐賀県道3号佐世保伊万里線)も2007年11月を持って無料開放された。やっぱ無料の方がよかですわ。なお、いわゆる将来の西九州自動車道の一部になる「かもめロード」こと二丈浜玉道路(国道202号)は償還がうまく行かずに税金を使用した上での債務返済を行う可能性が浮上している道路だったりする。あの道って一見すると交通量が多いので、うまく償還が行っていると思ったのだが・・・・?