東背振トンネル有料道路

基本情報

東脊振トンネル有料道路は、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町内にある有料道路である。全区間が国道385号の高規格道路として整備、及びその形式で建設されている。福岡県側(福岡県筑紫郡那珂川町)と佐賀県吉野ヶ里町の区間は従来、坂本峠と呼ばれる大型車どころか普通車でさえも真朋に離合できない難所を通らなければならなかったが、このトンネルを使用することで簡単に峠越えを行うことができる。開通後は狭隘区間のバイパス路として十分な活用が期待されていたが有料道路での通行が前提となる為か総じて交通量は少ないようである。

佐賀県側はひとまずトンネル部分とダイナミックな橋梁によるバイパス道路が完成しているが、福岡県側は連絡道路の取り付けがまだ未完成であり、暫定的に用意されたバイパス道路を経由して有料道路に乗り継ぐ必要がある。通称「さざんかロード」

通行料金

普通車 300円
中型車 350円
大型車T 500円
大型車U 850円
軽自動車 250円
軽車両 30円

頻繁に利用する車両向けにお得な回数券制度が用意されている。

スナップショット

福岡県側は坂本峠方面へ向かう旧道沿いから暫定的に用意されている連絡道路を経由して有料道路に乗り継ぐ必要がある。以前の坂本峠と大幅に異なり、1本のトンネルで簡単に県境を通過できるので非常に便利になった。佐賀県側に到達すると橋梁を渡った直後に本線料金所があり、料金所からは半径の大きいカーブを繰り返しながら旧・国道385号と接続する交差点に到達する。

 
福岡県側のバイパス入口
改良工事で直進が本線となっており、旧道の坂本峠は左折しないといけなくなった。


福岡県側のバイパス道路は未完成のままで暫定連絡道路を経由する必要がある。
奥の方にあるガードレールが旧・国道385号(坂本峠・狭隘区間経由)。


暫定連絡道路


佐賀県に突入!佐賀県神埼郡吉野ヶ里町(かんざきぐん-よしのがりちょう)
暫定道路から開通済みの有料区間に入った途端に佐賀県に入っている。
暫定供用の影響からかカントリーサイン等は特に用意されていない。

 
東脊振トンネル(長さ:1,411メートル)
このトンネルのお陰で旧道の煩わしさが解消された

 
本線料金所まで400m
料金所とトンネルの間にある橋梁は驚くほど高い場所にある


本線料金所
ここで普通車の通行料金を支払う

  
「ダイナミックに-」と公社が主張する通り、山岳を急カーブと緩やかな勾配で下っていく

 
道の駅吉野ヶ里
開通後に開店した物産館で後に道の駅に昇格した。
ここから眺める筑後平野は格別で、水汲みにも来る程好きな場所。


坂道の途中で林道につながるループ橋を確認できる。


東脊振トンネル有料道路終点位置
狭隘区間を通る旧道とここで合流する。
このまま直進すると東脊振IC・吉野ヶ里遺跡を経由して大川方面に向かう。

東脊振トンネル有料道路を見極める

休憩所探訪

佐賀県道路公社が管理する有料区間は殆どの料金所で隣に自動販売機が設置されており、珍しくパーキングエリアと同じような休憩を可能にしている。今回の東脊振トンネルにもトイレと自動販売機(佐賀に本社があるサンレイの自販機)が備え付けられた休憩所が料金所脇にある。


管理事務所から見た東背振トンネル
以前までの狭隘区間の苦痛が嘘のように無くなった


料金所などの電気は太陽光発電によるものらしい。


駐車場から見た筑後平野
目の前の樹木が邪魔なのでここから平野を見るにはチョッと・・・・・。
すぐ近くにある道の駅吉野ヶ里から見ましょうw


回数券販売機
頻繁に新道を通る場合はチケットを購入して出費を減らした方が良いだろう


本線料金所
閉鎖しているレーンから撮影。

個人的な感想

ある意味、これは究極の選択とも言える。旧道を選択した場合は料金は取られない代わりに急激な坂道とヘアピンが連続する狭隘区間を通らなければならない。バイパス道路を選択した場合はそうした問題をある程度緩和している代わりに料金が取られる。旧道・バイパスいずれの手段も一長一短で神埼と福岡市近郊の連絡を行うにはいずれの条件も敷居が大きい。だが、狭隘区間を無理して通行して立ち往生したりスリップ事故(冬季など)・衝突事故を引き起こしたりするよりかはバイパスを経由するほうが遥かにマシである事に違いない。

「金を払って危険を避けるか」それとも「危険を覚悟した上で狭隘区間を突破するか」。さあ、貴方はどの手段を選ぶ?